2008年度 ・第7期 入塾式
2008年度 ・第7期 卒塾式

2008.12.14

2008年度 卒塾式

12月14日、2008年度・市村自然塾関東 卒塾式が開催されました。



今回男子26名女子28名が卒塾となり、ご家族・スタッフも合わせ総勢約200名で卒塾を祝いました。雨が降る中でのスタートでしたが、塾生・ご家族の皆さんが自宅へ向けて出発する頃には雨がやみ、明るく輝いてまるで大地・自然までもが卒塾生の門出を祝っているかのようでした。

■ 松本代表理事のあいさつ

s-1.jpgはじめに、松本代表理事からお話をいただきました。 皆さんは今まで9ヶ月間、農作業や共同生活などを通して自然塾で色々なことを学んできました。布団のたたみ方や掃除の仕方などの基本的なことから、農作業の苦労などここでしか味わえないことまで何か一つでも分かったこと・身に付いたことが、皆さんの自信になったと思います。

ここで学んだことを是非色々な場所で発揮していってください。
 
 
 









■ (株)リコーCSR室 吾妻室長のあいさつ

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次に、市村自然塾を支援してくださっている(株)リコー CSR室の吾妻室長よりお話をいただきました。

みなさん、CSRという言葉を知っていますか?CSRというのは、自分の会社の利益だけでなく社会に貢献すること。リコーは市村自然塾を支援することでも社会に貢献したいと考えています。是非皆さんも自然塾で学んだことを自分自身の生活そして社会に役立てていってください。






■ 塾生のひとこと

卒塾するに当たり、塾活動を通して学んだこと・感想などを一言ずつ発表してもらいました。

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「ひとりでは出来ないこともみんなで協力すればうまくできて、協力することの大切さが分かりました。」

「何気なく食べていた野菜を作るのに色々な人の手間がかかっていることが分かり、嫌いだった野菜も食べられるようになりました。」

「途中でケンカをして気まずくなったこともあったけど、うまく仲直りすることができて友達の大切さが分かりました。」

など、9ヶ月で多くのことを感じ、学ぶことができたようです。


■ 木全塾頭のあいさつ・修了証授与

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「卒塾おめでとうございます。無事に卒塾式を迎えることが出来たことをとても感謝しています。ありがとう。さきほど、塾生から一言ずつ発表してもらいましたが、『友達の大切さが分かった』『協力することの大切さが分かった』など の言葉が多く聞けたことをとても嬉しく思っています。色々なことを身に付けることができたことに自信を持って、色々なことにチャレンジしていきましょう。」

木全塾頭よりお話があった後、一人ずつ前に出て修了証書を受け取りました。また、全ステージに渡って出席した塾生(男子14名、女子12名)には特別賞として記念品が贈られました。

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■ 記念植樹・塾生保護者より記念品贈呈

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卒塾の記念に、塾生一人ひとりのおこづかいから寄付してもらい塾庭にクリの木を植樹することとなりました。暖かく植樹に適した季節になったらスタッフの手で植えさせていただきます。また、卒塾生の保護者より、野外用テーブルを寄贈していただきました。今後の活動で大切に使わせていただきます。ありがとうございました。





■ 集合写真

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塾活動を締めくくる記念写真を撮影しました。塾生活を共にした大切な仲間になりましたね。

■ 昼食

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男子塾生は全員1階食堂、女子塾生はチームごとに2階塾生室へと場所を改め、調理師さんが作ってくださった昼食をおいしくいただきました。







<献立> ()内は塾で採れた食材
赤飯、焼鮭、胡麻和え(ハクサイ・チンゲンサイ・コマツナ・ミズナ・ゴマ)、付け合せ(ブロッコリー・カリフラワー)、煮物(サトイモ・ダイコン)、大学イモ(サツマイモ)、肉じゃが(ジャガイモ・タマネギ・コンニャク)、ぬか漬け(ダイコン)、すいとん汁(ダイコン、ゴボウ、コンニャク、ハクサイ、長ネギ、小麦粉、味噌)、ショウガの佃煮(ショウガ)

■ あとがき

9ヶ月間、全18ステージの塾生活はいかがでしたか?初めの頃は不安を感じていた人も、初めから楽しみでワクワクしていた人も終えてみるとあっと言う間だったのではないでしょうか。また、色々な経験をしたことでどんなことを感じましたか?初めてのことに挑戦し、苦労や喜びを共に感じることで仲間の大切さも感じられたと思います。

農作業や掃除など色々なことが身に付いたこと、大変なことを乗り越えることが出来たことなど、すべてのことに関して、是非自分で自分をほめてあげてください。そして、これからも、努力をして堂々と自分をほめられる人・他の人の良いところを認めほめてあげられる人になってください。

Y.S.
ご意見、ご感想等お待ちしております。