br> (市村自然塾 関東 OB会)
3月9日、平成20年度市村自然塾入塾式が開催されました。 この日は天気にも恵まれて、ようやく咲き始めた梅の花が新らしい塾生たちを迎えてくれました。いよいよ、男子28名女子28名で新しい塾活動が始まります。この入塾式ではご家族と合わせて、合計約165名もの人数で一日を過ごしました。
初めに、松本代表理事からお話いただきました。 「将来日本を背負っていく素晴らしい人たちになってもらいたい。活動に一所懸命取り組んでほしい。」
また、自然塾の活動を通して、支援していただいている方々((株)リコー他)への感謝の心を持ってほしいこと、卒塾生がどんなことを思ったかを文集から抜粋してお話いただきました。
続いて、西野副代表理事からのご挨拶は、活動でさまざまなことを体験して、卒塾式では「こんなことができるようになった、すごい!」と言えるようになってほしいこと。保護者の方々にお願いとして、塾でのいろいろな出来事について親子で会話するなど子どもたちに関心を示してほしいことや、自宅でも子どもの苦手な野菜などを食卓にあげてほしいことなど、家庭でのフォローをしていただきたいとお話しいただきました。
(株)リコー高良社会貢献推進部長からもご挨拶いただきました。
2008年度の塾生全員から一言ずつ活動への抱負を発表してもらいました。
「いっぱい友達を作りたい。」
「新しい友達をと協力して農作業をがんばりたい。」
「自然塾で学んだことを家で活かしたい。」
「畑仕事をいっぱいして、好き嫌いをなくしたい。」?
自分の塾生手帳にきちんと書いて残しておいて下さい。
木全塾頭からは、この塾で生活する上で3つのお願いについて話がありました。
1.大地自然から学ぶには、自分の手を汚して汗をかく。人に頼らず、まず自分で挑戦してみる。自分を信じる。
2.何事にもきちんと丁寧に、心を込めてやる。
3.18ステージ通える為に、病気や怪我をしないようにしっかりと健康管理に注意する。
塾生活を満喫するために、これからの8ヶ月の間に実践していって欲しいと思います。
平成20年度の男女塾生です。
この8ヶ月の間に色々なことを経験してください。
男女に分かれて自然塾周辺の畑をスタッフと一緒に回りました。
共同農園の1つ、モロコシジロウ畑で自然塾での初の農作業として、ハツカダイコンの種を播いてもらいました。
きっと塾生たちの頭の中には、すくすくと育っていく様子が描かれていることでしょう。
参加者、ご家族、スタッフあわせて総勢約200名での食事は男子が食堂、女子が2階とわかれました。自然塾で採れた野菜を主として調理師さんに作っていただき、塾生、保護者みんなでおいしく食べました。
献立()内は塾でとれたもの
赤飯(ゴマ)、焼鮭、肉だんご、茹で野菜のゴマ和え(ゴマ、メキャベツ、プチベール、間引き大根)、煮物(サトイモ、ニンジン、しいたけ、ナバナ、コンニャク)、切干大根の炒り煮(切干大根、ニンジン)、漬物(たくわん、間引き大根)、豚汁(ニンジン、ネギ、コンニャク、味噌)
午後からは、これからの塾活動にあたって、通塾についてや持ち物について、等の諸注意やお願い事項が塾頭と事務局より説明がありました。保護者の方々もとても熱心に聴いてました。
これから18ステージ、塾での生活が始まります。
塾生たちはこの塾での生活でどんなことを経験していくのでしょうか?不安と楽しみを胸に抱えて第1ステージを待っていることと思います。
天気もよく、日差しもとても暖かかったので、フィールド見学も気持ちがよかったと思います。塾生活中、もちろん楽しいこともありますが、楽しいことばかりではありません。野菜についた害虫取り、独特のにおいがする肥料、夏場の暑い時期に雑草を取り...。もしかしたらみんなにとって嫌なことかもしれません。しかし、それらの作業をすることで、おいしい野菜ができ、楽しさや喜びを味わえることでしょう。この塾でしか体験できないことが塾生たちを待っています。
「生きる力を大地からの学ぶ」ことができるようスタッフ一同、しっかり見守ってしていきます。1年間、よろしくお願いいたします。?
K.M. ご意見、ご感想等お待ちしております。
ほかにもイロイロあんなこと、こんなこと。自然塾豆知識コーナー