塾の活動　～男子第４ステージ～

今回のステージは、今年度始まって以来の三日間とも晴れ渡った中での農作業。しかも農繁期のため連日屋外で作業を行いました。

先ステージまでは畑の様子を観察するだけでしたが、今回からは今まで作付けした野菜の手入れをしました。
肥料を追加したり、余分な葉を間引いたり、害虫を駆除したり、雑草を抜いたりしました。

　トマト、ナス、ピーマンの苗をポットから畑に移します。
　畑に苗を植えた後も、支柱を立てて苗を誘引したり、
根元に藁を敷いたりと、アフターフォローを忘れません。
　仕上げにたっぷりと水を遣り、元気に大きく育つように皆で祈りました。

・柵づくり
　鹿などの動物からエンドウマメなどの作物を守るために柵作りの続きをしました。
切り出した竹を先ステージで杭打ちした基礎に針金と工具を使って固定します。

◇番外ニュース

・一期生来塾

OBが２期の様子を見に来ました。

　ボランティアの長沢さんのセッティングで、二日月・土星・木星・北斗七星周辺の二重星を観察しました。
暗闇に馴染んだ目を眩ませないために、ストロボ撮影は御法度でした。　⇒活動中の写真がなくて御免なさい。

・記念撮影

「星の瞬きを露光するために
　３０秒間、動かないでね。」
みんな、笑いをこらえながら
ポーズをとっていました。

・ジャガイモの芽欠き
　以前植えた種イモから幾つもの芽が出ました。
余分な芽だけを根元から間引くには、鋭い観察眼、
技術とセンス、そして思い切りのよさが必要です。

　炎天下の作業でバテないように、作業の合間にお菓子と飲み物を食べて”ほっ”と一息いれます。

・キャベツの害虫防除
　大事な作物を害虫から守るために
防除液を噴きつけました。
　もちろん、１００％天然素材の防虫剤です。
ニンニクとトウガラシを焼酎に漬けたエキスに
お酢と木酢液（炭を作るときに出る灰汁）を加えて
水で薄めたものを使いました。

・畝づくり
　農業指導の柳川先生に指示されて、みんなで手分けして、苗を移植するための畝を作りました。
　平たく、広大だった裸地が、”あっ”という間に耕され、畝がずらりと並ぶ畑に早変りしました。

・定植
　ポットで育てた夏野菜の苗を、たっぷりと水に浸してから、１苗づつ丁寧に植えていきました。
　大切な苗を折らないように、株元に手を添えてそーっと苗をポットから出します。

・サトイモの畝たて・植付け
　塾舎のすぐ横にある畑にサトイモを植えました。
芽の出かけた種イモを植えていきます。
　種イモの間には肥料を遣りました。

※チーム農園作業の様子は各チームのページをご覧ください。

　しっかりと固定するのは至難の業。
「ぐらつかないように仕上げるにはどうすればよいのか」
子どもたちも頭を悩ませます。