塾の活動　～男子第３ステージ～

初日の春うららかな陽気とは打って変わって、二日目は曇り空で帽子が飛ばされるほど強い風の中での農作業。そして最終日は雨のため、屋内で作業を行いました。

前ステージのゴボウの作付けでは直接畑に種をまきましたが、今回はポットで育てたキュウリの
苗を植えました。畝を立て、たっぷりと水に浸した苗を１苗づつ丁寧に植えていきました。

先週、エンドウマメが鹿の被害にあいました。動物たちから作物を守るために柵を作ります。
男の子たちにはその基礎となる杭を打ちました。

　　スイカ、カボチャ、キュウリの種をポットに播きます。畑に直接種を播くよりも、ポットで苗を育てることにより、一番デリケートな時期を虫や気候から守ります。
ポットにしっかりと土を入れ、作物の種類ごとにトレイに分けました。

第２ステージで雨が降ってできなかったチーム農園の土作りです。畑全体に腐葉土をまき鍬ですき込みます。ようやく自分たちの畑を手入れできるよろこびで、子どもたちの手にも力が入ります。

自分たちの畑に立てる看板作り。チーム農園の顔を作りました。

この塾での生活の中で、ひとりひとりが気持ちよく生活するために、スタッフの話を聞き、チームごとで話し合いました。

・マナー講座
「相手にいやな思いをさせない、思いやりが大切だよね。」
みんな、真剣な表情で話を聞いていました。

・畝たて
見てくださいこの腰つき。
第３ステージになってみんな上手になりました。

・定植
大切な苗を折らないように、株元に手を添えてそーっと苗をポットから出します。
「早く大きくなれよ！」と、思いを込めながら植えました。

・杭打ち
「よいしょ！」「がんばれ！」
チーム一丸となって杭打ちです。
　手にまめができるくらい頑張りました。

・ポット播種
みんな黙々とポットに土を入れて、種をまきました。たくさんあった種もあっという間にポットに植えられ、トレイにずらりと並びました。

・土づくり
「ここに溝を掘るぞ！」
「ここはメロンで、そっちはオクラかな？」
みんなが書いた作付け計画表を元に、畑を区分けしていきました。

・メロンの定植
　「どこに植えるんだっけ?」
　自分たちの畑に初めて植える作物。
　強風の中、丁寧に敷藁もやりました。
　大きく元気に育って！

・チーム農園の看板づくり
「ここに作物名を書いて…」
「もっと大きく名前を書こうよ。」
チームで頭をつき合せて、みんなで書きました。