塾の活動　～男子第１２ステージ～

編集後記：
今回のステージは夏時間最後のステージとなります。秋の虫の鳴き声もちらほら聞こえ始めており、早くも卒塾を見据えた時期となってきました。一方で塾生たちの間には気の緩みややる気の欠如もちらほらみられる中、子供たち自身が話し合って決めたテーマを前面に出して塾活動を実りあるものにしてもらおうと考えました。

うれしいことに、今回活動を通して子供たちは農作業でも自主企画でも積極的・自主的に行動し、成長を垣間見せてくれました。
とはいえ、疲れてくると集中力は途切れがちになり、これからも塾生たちには活動をしっかりこなして体力をつけながら、持久力や忍耐力も身につけてもらいたいと思います。

ご意見、ご感想等ございましたらこちらまでおよせください。
E-Mail：isk＠szj.jp

　ステージテーマ　「何事にも一生懸命取り組み、お互いに注意しあう」
　　　　　　　　　　　　「残りの塾活動に向け、積極的に行動する」　

夏休みもいよいよ終わり。塾から帰ればすぐ2学期の始まりというこのステージでは、そろそろ卒塾を見据えて活動の成果の再確認と仕上げを考える時期に来ています。まずは、前々回（第9ステージ）で男子塾生たち自身が決めたテーマ「何事にも一生懸命取り組み、お互いに注意しあう」を再確認して行動すること、そして、残りのステージに向け塾生自身が積極的に行動することをテーマとして活動が行われました。
また、台風で中止になった親子大会で行う予定だった塾生自身の企画したプログラムも行われ、塾生は自主性、積極性を持って夏の終わりを満喫しました。

最初の晩は、このステージのテーマや心構えの再確認をするとともに、卒塾記念製作に何を作るかを話し合いました。

見事なチームワーク。植える間隔を測り、植える穴を掘り、苗を水につけてポットから出し、植えたまわりに肥料をまく作業をチームのメンバーで手分けして流れ作業でこなせるまでになりました。
他のチームはどうだったかな？

親子大会で行う企画として塾生で準備してきましたが、台風の直撃で中止になったため、今ステージで行いました。ここで釣ったマスがみんなの夕食になるぞ。がんばれ。
また、マス釣り場までの道では、普段の地元の方々への感謝の気持ちを込め、道端のゴミを集める清掃ボランティアを行いました。

朝は5時30分に起きて冬野菜（キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー、カリフラワー、レタス）の植え付けを行いました。傾斜のある畑で大変な作業ですが、塾生たちは作業をてきぱきと行い、成長を感じさせてくれました。

?マスつり企画メンバーが全員にルール説明をしています。?道端のゴミを拾ってきれいにしよう。?よーし、釣れたぁ！?マスをさばく表情は真剣そのもの。?この日はなぜか食いつきが悪く、マスたちはえさをつけてさおを入れても知らん振りして泳ぎ回っていました。がんばれ！?釣ってきたマスはうまいっ。

昼食に流しソーメンを行いました。ソーメンが流れてくる竹樋の上流に目をやる子、ソーメンが流れていってしまった下流を見つめる子、ソーメンをほおばりながら、目と箸は次のソーメンを追う塾生たちの姿。
畑仕事にしろ、勉強にしろ、流しソーメンにしろ、何事にも集中、集中。

昼寝をして休んだ後、畑を回って作物の世話をします。最初に畑でトマトやピーマンを丸かじりしたあと、いつもはスタッフが行っている液肥まきに塾生がチャレンジ。サツマイモはほかの作物にまく鶏糞でなく米ぬかを追肥しました。また、早朝に植えつけた冬野菜の苗に虫が寄り付かないようにニンニクエキス、木酢液、酢をブレンドした防除液をまき、卵の殻を株のまわりに敷きました。

みんなの食事を調理するときにでる生ゴミにEMぼかしをまぶしておくと液肥が取れます。この中には作物に良い栄養がいっぱい。
しかし、はじめて体験する強烈なにおいに液肥まきにも完全装備となりました。

鹿に荒らされたサツマイモですが、再び根を張り葉を茂らせています。サツマイモは肥料分が多すぎると葉ばかり茂って芋が太らないので、ほかの作物に使う鶏糞ではなく米ぬかをまきます。

再び朝5時30分に起きて作業です。

前日の疲れが残っているのか、まだみんな目が覚めていないようですね。しっかり体操して、頑張って作業しよう！

→→各チームのチーム農園での活動は、チームのページをご参照ください。

塾生たちが楽しみにしていたサバイバルゲームです。チームごとに分かれ、竹で作った水鉄砲で相手の的を打ち抜くゲーム。この日は、気温がグングン上がり、絶好の水遊び日和となりました。
でも、いつの間にかゲームより川遊びの方が楽しくなってしまったりして（右の写真）。。

なお、途中の道では、昨日に引き続きゴミを拾って向かいました。