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秋の一大イベント!恒例のゴボウ掘りに大勢の方々が大集合!

 


歴代のOB/OGたちに「自然塾での活動で、一番印象に残っているのは?」と尋ねると、みな口を揃えて「ゴボウ掘り!」と答えます。ゴボウの種を蒔き、育て、収穫するのは、数ある農作業の中でも一番過酷で大変だからです。今年もそのゴボウが収穫の時を迎え、自然塾は二週にわたってヘルプに駆けつけた大勢の助っ人の皆さんでごった返しました!

 

 
ゴボウがゴボウらしく、長くまっすぐと育つためには、土壌が柔らかくなくてはなりません。基本、植物の“根っこ”であるゴボウは、土が硬いとひたすら柔い土を求めて枝分かれし、細くクネクネと曲がって育ってしまいます。ですからゴボウの種をまく畑は単に耕すのではなく、深い深い穴を掘ってから土を元に戻し、ふかふかのベッドのような土壌を用意してあげねばなりません。
 

 
 
 

それから収穫まで半年の長きにわたり、草を刈り虫を除けて世話を続けますが、そうして育ったゴボウたちを収穫する時にも重労働が待っています。ゴボウは乱暴に掘り返すとポキっと簡単に折れてしまうため、地表部分の土を残したまま、ゴボウの先端が出てくるまで、何時間もかけてひたすら地中を掘り進めねばならないのです(自然塾で行う農作業で、クワではなくショベルを使うのもゴボウだけです)。

 
 
 
  

オトナでも重労働なこのゴボウの種まき/収穫時には、毎度、大勢の皆さんがヘルプに駆けつけてくださいます。2019年・秋。今年も収穫の時を迎えたゴボウ畑に、大勢の保護者の皆さん、そしてリコーグループの皆さんが集まってくださいました。
 
9月7日・男子の回には19家族36人の皆さん(冒頭の集合写真)と、リコーから森 泰智 様(リコー常務執行役員)、神津 多可思 様(リコー経済社会研究所フェロー)、鈴木 美佳子 様(本部長/市村自然塾 副代表理事)をはじめ、リコーグループからの有志15人、総勢51名が大集合!(下左・集合写真)。

 
 
 

また、その一週間後、9月14日・女子の回には15家族30人の皆さん(下右・集合写真)に加え、中村 高 理事、阿部 哲嗣 理事、川口  俊 理事をはじめ15名の会員企業の皆様、さらにリコーからの有志6人の同じく総勢51名が大集合!
 

 

皆様、今年もお疲れ様でございました。すでにご自宅で舌鼓を打たれたことと思いますが、完全有機無農薬の土壌で育った自然塾産のゴボウは、アクの元となる芯がなく白くて柔らかくて絶品です!!