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「藍で染めよう!」の皆様を迎え、体験講座を実施しました

 


松田町 寄(やどりき)の耕作放棄地でタデ藍葉を栽培して、松田町のイベント等で藍染め活動を展開されている「藍で染めよう!」の岩田会長と、自然塾の近隣にお住まいの小松さんが昨年末来塾され、藍染めの素晴らしいさについてお話を伺う機会がありました。

 

 
日本では古くは万葉集にも「藍摺りの衣」として登場する藍染めは、今だどこのご家庭にも藍染めの手ぬぐいが一本や二本は必ずあるほど、馴染み深い布の染色方法です。抗菌作用の強い藍の葉汁で染めた布は、細菌の増殖を抑え、汗の匂いを消し、同時に虫除けの効果もある、古来の知恵の結晶といえるでしょう。
 
岩田会長のお話を伺い、我らが寄でそのような素晴らしい活動が行われていたことを知った自然塾では、いつか子どもたちに伝える機会があったら良いなと考えてきました。
 
そして夏。
 
親子大会が終わったあとの8月24日と31日(男女 第12ステージ)、ついに「藍で染めよう!」の皆様をお招きし、藍染め講座を開く運びとなりました。
 

 
 
茎から葉だけをちぎる        ミキサーで細かくする        洗濯ネットへ入れて液を絞る
 
 
 

反応を待つ間にデザインを考え、染める前のバンダナにビー玉や割り箸をとめる        染める

 
 
 
染め上がった布を水洗いして、完成!
 

古来より私たちの文化に根付いてきた藍染め独特の色合い、風合いは、すでに私たちのDNAに刻まれているのか、見ているだけで癒されます。

市村自然塾では「三愛精神」の一つ「国(地元)を愛す」に倣い、地元の方々との交流を大切にしています。「藍で染めよう!」の皆様、ありがとうございました。