2010自然塾トピックス05

自然塾TOPICS

東洋大学の皆様がご来塾されました

朝から曇ったり晴れたり、はっきりしない天気だった6月5日(土)、先月に引き続き、リコーの吾妻CSR室長がお客様と連れだってご来塾されました。今回、自然塾におみえになったのは、東洋大学の青木辰司 教授(社会学部長)と、青木先生のゼミで研究されている6名の学生の皆さんです。

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青木先生は過去何十年にも渡って日本の農業・農村問題をフィールドワークによって実証的に研究されてきた第一人者です。また、ロンドン大学への留学時に吸収されたグラウンドワーク(市民、企業、行政の三者が協力して地域環境を改善する仕組み)や、グリーン・ツーリズム(都市の住人が農村や漁村で現地の人たちと交流しながら休暇を過ごす滞在型の余暇活動)の全国的なネットワーク形成にも積極的に関わっておられ、今回いらっしゃった学生の皆さんも青木先生のご指導の下、グリーン・ツーリズムを研究されているそうです。

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農業に多面的な価値を見い出され、行政にも働きかけながら農村と都市部の交流に尽力されている青木先生にとって、リコーという企業を母体に農作業の実践を通じた青少年育成を行っている市村自然塾の取り組みは、さまざまな面から興味深いものであったご様子。また先生と一緒に自然塾の施設や畑を見学された学生の皆さんも、「こんなに規模の大きな、しっかりした活動をされているとは思っていませんでした!」と口々に驚かれていました。



今回はご見学に行かれたムギワラボウシ畑で、おみやげにタマネギをひとつずつ収穫していただきましたが、宜しかったら次は塾生たちと一緒に畑に入れる野良着と一緒に、秋の収穫祭の頃にでも是非また遊びにいらしてください!お待ちしております。