国連ミレニアム開発目標の達成を願い、スタンドアップ!テイクアクション!
ものに恵まれた日本にいる私たちにはなかなか想像することができませんが、世界には飢餓に苦しむ人々が9億6,300万人もいます。そして食べるものを手に入れることすらままならない極度の貧困が原因で、今この瞬間にも、世界のどこかで子どもたちが亡くなっています(6秒に一人の子どもが飢え死にしている計算になるそうです!)。
2000年9月、国連ミレニアム・サミットに参加した147の国家元首を含む189の加盟国代表は、こうした貧困の撲滅を含む『国連ミレニアム開発宣言』を採択しました。ミレニアム宣言では、平和と安全、開発と貧困、環境、人権と良い統治、アフリカの問題などを課題に掲げ、2015年までに達成すべき8つの目標を定義しました。…え?2015年? そうです、もうあと6年しかありません!
でも、世界の貧困をなくすために、私たちにできることはあるのでしょうか?
この問いに対する一つの具体的な回答として、『スタンド・アップ テイク・アクション』という運動があります。これは毎年10月17日の世界貧困デーの日(及びその前日と翌日の3日間)に、「世界の貧困をなくしたい!という願いを立ち上がって表現し、世界各国のリーダーたちに私たちの声を届けよう!」というもので、昨年は世界131カ国で1億6,000万人以上の人が参加した全地球規模の市民運動です。
今年の世界貧困デーは、ちょうど女子15ステージの二日目、土曜日でした。市村自然塾関東では、早朝、並木事務長が宣言文を読み上げ、塾庭に集まった塾生たちが皆でいっせいに「立ち上がり」ました!!(正直に申告しますと、塾生たちはあまり事態の真意を把握してはいないようでしたが(汗)、やはり、自然に恵まれ、食べ物に恵まれた日本の子どもたちには、“飢餓”や“貧困”といった言葉は、ピンと来ないのかも知れません。...それでも、すっくと立ち上がって空に向かって叫んでくれました!)
▶ 国連ミレニアム開発目標
▶ スタンドアップ テイクアクション
この日は、曇りときどき雨の残念な天気でしたが、先週の男子に続き、午前中はゴボウ掘り、午後はオカボ刈りと、収穫の秋の訪れにふさわしい活動を満喫しました!