残暑きびしい9月15日（土）、市村自然塾関東を支えて下さっている三愛石油株式会社から8名の皆様がご来塾され、夏野菜収穫後の畑の耕しと草取りのご支援、また塾生たちに混じってゴボウ掘りを体験されました。

三愛石油様は、リコー三愛グループの創始者であり、市村自然塾がその名前をひく故・市村 清氏が築いたエネルギー企業です。私たちの生活に欠かせないガソリンやLPガスを始め、石油製品や液化石油ガスなどの販売、そして飛行機に使う燃料の給油などを行っています。今回お見えになった皆様は、自然塾の理事でもある同社の若澤 人事総務部長のお声がけで、運営支援と自然塾名物のゴボウ掘りを体験しにいらっしゃいました。

早朝からとても9月とは思えない強い日差しが降り注ぐ麦わらぼうし畑。夏野菜の収穫が終わり残渣が片付けられた畑に入った皆様は、次の種まきに備えて畑を耕し、土を柔らかにする作業に取り掛かりました。続いて、まだまだ蒸し暑いためにすぐに成長してしまう雑草を取り除く作業。この段階ですでに汗びっしょりです。

ちょっと一休みして水分の補給をしてから、今度は自然塾名物のゴボウ堀りに突入です。ゴボウ堀りでは、途中で折れないようにゴボウの長さぶんの深い深い穴を掘らねばなりません。吹き出す汗は、拭いても拭いてもとまりません。およそ１時間ほども掘って、ようやく太くて長いゴボウを掘り出しました。

昼過ぎに塾舎へ戻った皆様は、塾生たちと共に昼食をお摂りになり、午後は今年で設立11年になる自然塾の沿革を説明するビデオをご覧になりました。また高津戸事務長のご案内で塾舎と塾舎周辺を視察されてから、自ら掘ったゴボウのおみやげを手に、帰途に着かれました。どうもお疲れ様でした。そして、どうぞまたいつでもお越しください。