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第19期(2020年度)

11月15日 女子第5回

2020-11-19
カテゴリ:女子ステージ
「立冬」と暦の上では、冬に入りました。朝の少しピリッとした冷たい空気の中、瞑想を行いました。
秋の爽やかなお天気に恵まれました。
今回は、お休みの人が多く2人での活動となります。
「2人と人数が少ないけど、その分頑張りたい!」
「時間に気を付けて頑張りたい!」
と意気込みを語ってくれました。
地域清掃ボランティア
「ボランティア」って何だろう?
塾生からは「お手伝い」というワードが出てきました。時と場合によって、ボランティアの意味合いは変わってきますが、①他の人のために行うこと【利他性】②見返りを求めず行うこと【無償性】③自分から進んで行うこと【自発性】であると確認しました。
『おかげさま』とは自分を支えてくれる全てのものへ感謝を表す言葉です。この心を、日ごろ自然塾を支えてくれている地域の人へ表すために、道の清掃活動をしました。
ホウキやプラミを持って、出発!
たくさん落ち葉があって、道が見えません。さっそく掃き掃除です!
やりがいがありますね。
「こうしたら早いですよ。」と柳川先生から教えてもらいました。確かに!あっという間に落ち葉が集まりました。「頭を使うんです。」とのことでした。
「よいしょ!」拾った落ち葉は軽トラの荷台にのせます。
見違えるほどにきれいになりました!道が見える!
最後に軽トラの荷台にのせた落ち葉を残渣穴に入れました。「ひゃー!重い!」たくさん集めた証拠です。
チーム農園発表準備
次回の収穫祭で行う、チーム農園発表の準備に取りかかりました。まずは、司会や発表の順番を決めます。
「ここは、この言葉のほうがいいかな?」「この人が発表し終わった後、何か言葉を入れよう。」お家の人に伝わるように、言葉を変えたり、足したりしました。
実際に畑に行って練習もしました。「ここは手で野菜を指したほうがいいと思う!」と言葉だけではなく、ジャスチャーにも気を付けました。
昼食
今日はお天気も良いので、外で昼食を取りました。

献立は、イノシシ丼、鹿だんご汁、とろろそば、生姜の甘酢漬けの肉巻きフライ、サラダ、千成瓜の漬物、生姜ピール、柚子サイダーと盛りだくさんでした。

塾産の材料は、イノシシ、鹿、ゴボウ、山芋、里芋、生姜、ブロッコリー、カリフラワー、ネギ、タマネギ、大根、ニンジン、小松菜、水菜、白菜、キャベツ、ピーマン、パプリカ、千成瓜、椎茸、唐辛子、柚子、小麦粉、味噌でした。
チーム農園作業
秋野菜も着々と大きくなってきています。次回の収穫祭では、このチーム農園でとれた野菜を使って鍋を作ります。よりおいしい野菜で鍋を作れるように、お世話をしました。
まずは計画を立てる前に、今野菜がどんな様子なのかを確認しました。
「この野菜は、今回はどんな世話をしたほうがいいですか?」分からないところは、柳川先生にたずねました。
「えーと…、水やりとネット洗いと…」スタッフに言われなくても、必要な作業と道具を2人で考えることができていました。
作業を行う前に、もう一度チーム農園発表の練習をしました。本番を意識して、ゆっくりと大きな声で発表しました。
スタッフが保護者役となってしました。次回はいよいよ本番!練習の通りに、自信を持って発表してくださいね。
練習が終わったら、作業に取りかかります。まずは道具の準備からです。
柳川先生から「もう寒くなってきたので、虫は来ないでしょう。」と教えてもらったので、ネットを外しました。
外したネットはデッキブラシを使って洗いました。
「シュンギク、大きくなったなぁ。」一時はこんなにヒョロヒョロで果たして育つのだろうか…?と心配していた葉物ですが、無事すくすくと育ってきました。雑草にやられないように、雑草取りを行いました。
畑が乾燥している!ということで、水やりをしました。
こちらは、リーフレタスの収穫です。作業を分担して行います。
最後は2人で収穫をしました。「意外とたくさん収穫できた!」2人では食べきれないほどの量です。今晩から、レタスが毎回食卓に出てきそうですね。
帰りの集い
活動を振り返って、感想を共有しました。

「やることがたくさんあったけど、できたと思う。チーム農園作業では、全部の野菜に触れることができて良かった!」

「楽しむことができた!2人だけだと、決めることもスムーズだなと思った。次回の収穫祭、頑張りたい。」
と話してくれました。

また塾頭からは、「2人でできることをやろうと言ったけども、2人で5人分できたと思う。次回、今回休んだ3人に今日やったことを教えてあげてください。」とのことでした。
編集後記
それでは次回、収穫祭で会いましょう!
ボランティアをした後、「きれいになったと思う。」「楽しかった!」と話す塾生が印象的でした。この達成感や楽しさを忘れず、前向きな気持ちでボランティアのことを考えてくれると嬉しいです。

また今回は2人でよく相談して動いている姿が見えました。少人数で行うことと、多人数で行うことの違いが感じられたのではないでしょうか。たくさんの人と相談して物事を進めることは大変ですが、その分パワーと、少人数では出なかった知恵が集まります。5人のチームメンバーがそろった時、どんな力が発揮されるのか。ぜひ、今回のようにみんなとよく相談して残りの活動に取り組んで欲しいと思います。
Y.U
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