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第22期(2023年度)

11月26日 第22期生 卒塾式①

2023-12-02
カテゴリ:入塾式・卒塾式
朝は小雨が降る中での開式となりましたが、お昼には天候も良くなり、あたたかな日差しの中で餅つきをすることができました。

本年度の卒塾式は男女合同で行いました。
男女が顔を合わせるのは入塾式以来でしたが、式の終わりには交流する姿を見ることができました。
山下総合塾長 祝辞
山下総合塾長
山下総合塾長からビデオメッセージをいただきました。
「みなさん、卒塾おめでとうございます!
市村自然塾の中で農業体験を始め、自然体験や宿泊を伴う共同生活と、色々なことを経験しながら大きく成長されたことと思います。

さて、私は入塾式で3つのお願いをさせて頂きました。
 1つ目は、皆さんと協力して、たくさんの経験をして、最高の思い出を作る事。
2つ目は、自分で考えて、工夫をし、行動すること。
そして3つ目は、自然の大切さを学ぶことです。
普段は体験しない自然の中で、初めて会った仲間との共同体験は、思いもよらないことがあったり、不自由なことがあったと思います。ですが、自然の大切さ、共同体験での助け合いなど、色々と学ぶことが出来ていれば嬉しいです。
ご家族の皆さま、改めまして市村自然塾にご参加を頂き、またご支援いただき、ありがとうございました。
お子様のご卒塾を心より、お慶び申し上げます。」
 
鈴木代表理事 祝辞
鈴木代表理事
同じく、鈴木代表理事からビデオメッセージをいただきました。
「みなさん、卒塾おめでとうございます。
3月5日の入塾式から9か月が経ち、卒塾式を迎えることができました。
はじめは分からないことも多かったと思いますが、スタッフに質問しながら、農作業のことを学びました。
何よりも、ここで出会った仲間と、良い友達になれたと思います。これからも相談しあえる、仲間でいてくださいね。

この市村自然塾は今から22年前に、リコーの創業者である市村清の『三愛精神』に基づいて作られました。
『三愛精神』は、
1つ目は、周りの人のことを良く考えて行動することです。
2つ目は、日々の活動や勉強を一生懸命にやっていくことです。
3つ目は、地域や支えてくれている人に感謝することです。
この3つのことを忘れずにいてください。

最後になりましたが、保護者のみなさま、この9か月間、活動へのご支援ありがとうございました。
無事に卒塾式を迎えられたことを感謝申し上げます。
これからも市村自然塾関東の応援をよろしくお願いいたします。」

柳川先生 祝辞
柳川先生
「卒塾生のみなさん、卒塾おめでとうございます。

みなさんは、この市村自然塾に入塾して、農作業を土作りから体験しました。無農薬栽培はなかなか難しいと言われることが多いですが、みなさんはできました。そして、美味しい野菜を食べることができました。それは、誇って良いことです。

最後に、次の塾生のために、チーム農園へ腐葉土や牛糞を入れましたね。何よりも土づくり、いわゆる土台作りが大切ということを、みなさんは学びました。

農作業を頑張れたことや、塾でのたくさんの体験をこれからの人生にぜひ生かしてください。」
村山塾頭 祝辞
村山塾頭
「第22期生のみなさん、卒塾おめでとうございます。
今年度の活動はコロナ禍が落ち着きつつある状況で、事故もなく今年度の活動を終え、無事、卒塾式を迎えることが出来ました。塾生のみんなも達成感と充実感が得られたものと思います。

これから、大きな可能性を持った卒塾生のみんなに、私から応援の言葉を送ります。それは、『自分を誰よりも応援してくれるのは、過去の自分』ということです。
みんなはこれから進級、進学、さらには受験を経験することもあるでしょう。学校生活も楽しいことだけでなく、悩み苦しいこともあります。家族も友達も応援してくれます。ですが、自分を一番励ましてくれるのは、過去の自分です。更に今の自分の頑張りが将来の自分をその時にまた応援してくれます。その体験の一つがこの市村自然塾関東での活動でありたいと願っております。

最後に卒塾生のみんなに約束します。一年後にまたここ自然塾で会いましょう。収穫祭でやったように、鍋料理を作り、かまどでご飯を炊いて、食事を作りましょう。一年後のみんなと会えるのを楽しみに我々スタッフも活動します。本日は、卒塾、誠におめでとうございます。」
卒塾証書授与
塾生の辞(ことば)
農作業を甘く見ていたが、とても疲れました。みんなに感謝。この経験を忘れません。
友達とは話すだけではなく、分かり合うことが大切。相手のことを考えていきたいです。
農作業は大変だったけど、収穫の喜びは忘れません。
農作業はつらかったけど、みんながいたからできました。寂しいけど、今まで本当にありがとう。
みんなと過ごす中で、相手のことを考えられるようになりました。これからもOBとして来たいです。
挑戦できるようになり、ためらっていたこともできるようになりました。日常生活に生かしたいです。
友達ができるか心配でしたが、みんなフレンドリーで友達ができました。活動が楽しかったです。
好き嫌いをなくし、出されたものを残さないという目標を立てました。一口でも食べようという気持ちになりました。
生物や野菜を大切にすることを学びました。野菜を作ることにどれだけ手間がかかっているかを知りました。
塾生に贈る言葉
世話人 内藤啓太
「卒塾おめでとうございます。
入塾から卒塾までの8ヶ月、あっという間でしたね。皆としばらく会えなくなると思うと寂しくなります。
この8ヶ月を振り返ると様々な活動をしてきましたね。特に印象に残っているのは、保護者参観デーの時です。農作業の右も左も分からない中、クワの持ち方から学び、暑い中一生懸命に世話して立派に実った夏野菜。そんな作物を保護者の方々に力強く、そして工夫して伝えている姿を見て成長を感じ、嬉しく思いました。

卒塾の言葉を忘れないでいつまでも覚えておいて下さい。言葉を話してくれた塾生の中には塾で学んだ事を生かして自分がなりたい姿を発表してくれた塾生もいました。なりたい姿になるのは簡単なことではなく、いくつもの困難や壁が立ちふさがると思います。
その時は塾での活動を思い出して下さい。壁を乗り越えるためのヒントがあるはずです。

また、塾に遊びに来て下さい。スタッフはいつでも皆の事を待っています。」
記念写真
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