本文へ移動
市村自然塾関東OB・OG会
卒塾生の今
卒塾生の今榎本 聖(10期生|高校1年)

大切なのは人間として豊かな人になること!

榎本 聖(10期生|高校1年)

私は中学の時、和太鼓部に所属し、今は高校でラクロス部に所属しています。どちらも他ではなかなか経験できない珍しい活動というところに興味を持ち、始めました。
というと根っからの珍しい物好きだと思われるかも知れませんが、小さい頃はそうではありませんでした。小さい頃は「あの子が〇〇してるから私もしたい!」とか「あの子が持ってるから私も欲しい!」など、人と同じようなことばかりしてきました。

小学4年生の時に行われた『二分の一成人式』で、過去を振り返ると同時に将来を考える機会がありました。今考えると、それまでの自分に対する反動としか思えませんが、その時の私の結論は「人と同じことばかりするのではつまらない!」「だからもっと変わったことがしたい!」というものでした。
自然塾に入ったのは、その翌年、小学5年生になった時のことでした。
親の勧めがきっかけで入塾を決めましたが、人見知りのない私は、ずっと早く行きたいという気持ちでいっぱいでした。
そして、いざ入塾すると、やっぱり楽しくて… それまで周囲の友だちと同じように過ごしてきた私にとって、それはとても自分らしさを感じる瞬間でした。
 
こんな調子で中学生を経て高校生になった私に、大人は決まって「そろそろ職につながることでもしたら?」といった言葉を投げかけてきます。でも、私には、まだ就きたいと思う職業がありません。
 
というより、私が大切にしたいのは職種がどうこうではなく、人間として豊かな人になりたい!ということです。だから人とは違う経験をたくさん積み、普通の人がなかなかできない経験をたくさんして、いつか子どもができたらその話をたくさんしてあげたいです。
 
そんな人生を送れたらいいなと思ってます。
生きる力を大地から学ぶ
市村自然塾は、株式会社リコー及びリコー三愛グループの創業者である市村 清の生誕100周年を記念して設立された特定非営利活動法人(NPO法人)です。
農作業を中心とした自然体験活動、共同生活を通じて子どもたちの健全な育成、成長を支援します。