6月16日(土)〜つづき〜 
◇岩下先生のお話
 礼儀や作法について大変熱心に勉強されている岩下宣子先生が来塾され、昼食後の時間に貴重なお話をいただきました。堅苦しさをまったく感じさせない、新鮮なお話の連続で塾生もスタッフも礼儀・作法を身近に感じ、またその奥深さに感嘆させられました。
 マナーとは愛=LOVE、これはすなわち大切と訳します。箸の使い方、ドアの開け閉め、座布団の使い方、自己紹介の行い方、それらの作法は全て相手のことを思いやることから来ています。新渡戸稲造は”武士道”の中でそのような日本人のすばらしさを紹介しました。

 座布団への上がり方、降り方、自己紹介の仕方は、実際に全員が行ってみました。
 ぜひ、日頃の生活の中でも生かしていってください。
 
◇お土産ダイコンと夕食用キャベツの収穫
 午後はまずムギワラボウシ畑でお土産用ダイコンを収穫しました。また、コロッケに付け合せるキャベツの収穫も各チームの代表に行ってもらいました。
 第2ステージで種を播いたダイコンはこんなに大きく育ちました。塾生・スタッフの世話が実ったと同時に、何よりも自然の恵みのお陰です。お土産として持ち帰り、家族の方とおいしくいただいてください。
 第3ステージで苗を植えたキャベツも丸々と大きく育ちました。鳥が葉を食べないように張ったネットが虫の侵入も防いだお陰で、虫食いの穴もほとんど無いきれいなキャベツがとれました。千切りにしてコロッケと一緒にいただく予定です。
◇ジャガイモの回収・選別・お土産包み
 午前中掘りあげて畑で乾かしておいたジャガイモを回収し、その後、小イモ・緑化イモ・傷みイモを選別すると同時にお土産用のジャガイモを包みました。
 イモの品種が混ざらないよう、イモの名前の紙が貼ってあるトレーに分けて入れていきます。このときも投げたり転がしたり乱暴に扱うとイモを傷めてしまうので、きちんと丁寧に扱います。
 こんなにたくさんのジャガイモがとれました。品種はダンシャク・メークイン・きたあかり・アンデスレッド・インカのめざめの5種類です。
 畑は斜面の中腹にあるので、車道まで運ぶのも一仕事です。みんなで手分けして協力して運びました。
 ジャガイモを保管する小屋で選別作業とお土産包みを行いました。
◇コロッケ作り
 収穫が終わったら、次はお楽しみのコロッケ作りです。各チームごとに役割を決めたあと、栄養士のスタッフからコロッケ作りの目的・栄養・種類と適した料理・作り方の説明を受けてからコロッケ作りを開始しました。目的は、”限られた時間内に、自分たちが育てて収穫した野菜を自分たちや他の人たち(スタッフ)のために、心を込めて、安全に衛生的に、おいしく調理し、彩りよく盛り付けて、みんなで食べる。”です。
 まずはイモの計量です。コロッケへの向き不向きから、ダンシャク・きたあかりで全体の50%以上という決まりで行いましたが、あとは各チームで工夫しました。各チームとも、5種類のイモの中から、いろいろ工夫して使うイモを選んでいました。
 選んだイモを洗ったら、均一に蒸かしあがるように同じくらいの大きさに切りそろえて蒸かし器に入れます。

 

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