5月26日(土) 〜つづき〜 | |
◇お味噌作り | |
午後からはいよいよお味噌作りに挑戦しました。その道20年のお味噌作りの先生にお越しいただき、お味噌の歴史や効用などのお話から味噌作りをスタートさせました。 | |
「お味噌は昔はどの家庭でも作られていました。それくらい日本人の食卓には欠かせない食品です。『手前味噌』という言葉は自分の家のお味噌が一番美味しい!ということから生まれた言葉だそうです。皆さんもきっと自分の作ったお味噌が一番美味しいと思いますよ。また今日使う大豆などの材料は、命を絶って我々に食べさせてくれています。こぼして無駄にすることがないようにしましょう。」 | |
初めに塩で発酵を止めておいた麹に茹でた大豆とその煮汁を加えて混ぜました。一粒たりともこぼさないように注意して行いました。 | |
混ぜたものをミンチ機にかけ、空気を抜いて樽に詰めていきます。これはチームの連係プレー、チームワークが試されます。 | |
最後に丁寧に丁寧に表面を整え、ラップをかけて封印しました。今度ふたを開ける時にはどのようになっているでしょうか。自分のチームのお味噌が一番美味しいと思う人!?という質問に、殆ど全員が手を上げていました。どのチームもしっかりと丁寧に作業できたようです。 | |
お味噌は塾頭室の床下にしまいました。ここは一年中気温が一定で風通しが良い、貯蔵に一番適した場所だそうです。昔の人の経験や知恵はすごいですね。 | |
最後にお味噌の先生からお話がありました。 「お味噌を空けるのは半年後です。お味噌はどのように熟成しているのでしょうか。また皆さんは自然塾の“塾生”ですが、半年後にはどのように成長しているのでしょうか。半年後の味噌開封式で、お味噌の熟成具合と皆さんの成長を比べてみるのを楽しみにしていますよ。」 |
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◇あしおとツアー 〜トマト芽かき・誘引、ピーマン追肥〜 | |
第4ステージに植えつけた夏野菜のトマトとピーマンですが、それ以来畑に行くことが出来ていません。作物の様子を観察し、必要な世話をしてあげましょう。 | |
トマトは余分な芽をかいて、伸びた茎を新たに誘引してあげました。もう青い実が付いている株もあり、夏の収穫が楽しみでなりません。 | |
ピーマンは植え付けた時と殆ど変わっていませんでした。実はピーマンはもっと暑い気候が好きで、今の気候ではまだ元気が出ないそうです。それでも栄養は必要です。追肥をし、寒くないように藁をしっかり敷きなおしてあげました。 | |
今ステージはたくさんの動物に出会いました。こちらは10cmを超える大ムカデ。すでに死んでしまっていましたが、モグラやアカハライモリも観察することも出来ました。動物達も暖かくなって活発に活動し始めましたね。 |