5月5日(土) 〜つづき〜
共同農園作業 〜夏野菜の植え付け続き〜
 おやつを食べ、農作業再開です。夏野菜はキャベツなどと異なり背が高くなる作物なので引き続き作物にあった世話を行いました。
 苗が風で倒されないように支柱を立てました。支柱を深く刺さなければ、支柱ごと倒れてしまいます。体重をしっかりかけて深く刺しました。
 もう一つの世話、敷き藁です。これは地温が上がり過ぎないようにし、水分が蒸発して土が乾燥してしまうのを防ぎ、さらに雨の時には土の跳ね返りを防ぎ野菜が病気にならないようにするための世話です。
 キュウリにはホットキャップといい、周りをビニールで囲うことで霜や虫から苗を守る作業です。このビニールをピンと張るのがなかなか難しいのです。しかし、塾生たちはあれこれ試しながら、うまくホットキャップをかぶせました。

 ナスとキュウリ共に、それぞれにあった世話をしました。これも農家の知恵なのです。
 最後に水遣り。特にこの日は畑が乾燥していて、植えつけた苗が少ししおれてしまいました。たっぷりと水をあげて元気を取り戻してあげました。
◇チーム農園作業
 午後はチーム農園作業の時間です。各チーム共にやるべき作業が多く与えられた時間だけでは終わりそうにありませんでした。そこで、特に作業量が多いと思われるチームは自分達が率先してチーム農園に出かけ、休み時間中に作業を始めていました。
 塾生たちの忙しさと比例して、畑がにぎやかになってきました。大体のチームが植えつけるべき作物が植えられたようでした。
 このチームは前回のステージに播いたトウモロコシの芽が出てきました。うれしそうに観察しています。
◇共同農園作業 〜ジャガイモの世話〜
 第1ステージに植えつけたジャガイモが芽を出しています。今回は芽欠きと追肥、土寄せの作業を行いました。
 どの芽を抜けばよいか、スタッフの説明を聞きながら、真剣な目で作業を見ています。しっかりと説明を聞いて作業に取り掛かりました。
 追肥と土寄せの作業もしっかりと行いました。追肥の鶏糞の臭さや、暑い中で鍬を使い土寄せをすることはつらい作業かもしれません。野菜が植えただけで収穫できるわけではなく、しっかりと世話をして初めて収穫につながるのです。塾生たちは身を持って知ったことでしょう。  
共同農園作業 〜夏野菜の植え付け続き〜
 残った時間で午前中行った作業の続き、ナスの誘引をしました。野菜が大きくなることを見越して優しくゆとりを持って支柱に誘引を行いました。細かな作業でしたが、最後まで集中して行いました。

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