3月24日(土) 〜つづき〜
◇共同農園作業 〜ジャガイモの植え付けの続き〜
 塾庭で『クワの安全な使い方』『一輪車の使い方』について学んだ後、早速それらの道具をチームで分担して持ち、準備した種イモも一輪車に積んで畑へ出かけました。
 畑に着いたらまずはクワの使い方の練習をしました。ただ耕せばいいのではなく、上から下に耕していき、土は斜面の上に持ち上げ、また自分の足跡も消しながら耕します。
 始めは、初めて持つクワに少々苦戦していましたが、練習するにつれて徐々にコツやリズムを掴み始める塾生も見られました。
 自然塾では10:00と15:00におやつの時間があり、農作業などの合間に水分補給と一緒にいただきます。
 おやつには、なるべく自然塾で取れた野菜などを入れて、栄養士さんたちが工夫を凝らし作ってくれています。これが毎回の楽しみの一つなのです。
 今回のおやつはニンジンの蒸しパンでした。
 
 エネルギー補給をした後は、いよいよジャガイモの植え付けです!
 まずはヒモに沿って溝を切り、そこに先ほど準備した種イモを30cm間隔で置いていきます。さらにイモとイモの間に元肥(肥料)も入れます。
 塾生にとっては初めての植え付けでしたが、みんなスタッフの説明をよく聴いてとても丁寧に作業していました。
   作業後は、長靴や用具に付いた土を畑の中で落とします。土を付けたまま畑から出てしまうと、土がもったいないですよね。また、公共の道路も汚れてしまいますよね。

 それでも道路は汚れてしまうので、汚してしまった道路もきちんと掃除しました。「やりたい!」と名乗り出てくれる塾生が多く、感心しました。
 塾舎に戻ったら、使った道具をみんなで手分けして洗います。次に使うときに気持ちよく使えるように、また、土の中には少なからず病原菌がいるため、しっかり落とさないと他の畑に病気が移ってしまいますよね。

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