女子第1ステージ

　ステージテーマ：「友達と早く仲良くなり、自然塾に慣れよう！」
　共同生活の目標：「あいさつをしよう！」

　今年も元気いっぱいの第６期生女子２８人が集まりました。これから８ヶ月に渡り、農作業や共同生活など、様々な体験を共に行う仲間です。
　今ステージは、チームメイトとはもちろん、他の塾生とも早く打ち解けて、塾生活を楽しんでほしいという思いから「友達と早く仲良くなり、自然塾に慣れよう｣というステージテーマを掲げました。また、みんなと早く仲良くなるためには、基本の「あいさつ」で声を掛け合うことがなによりの近道です。共同生活の目標は、「あいさつをしよう」という目標で第１ステージをスタートさせました。

３月２３日（金）
◇夜のつどい
夕食をいただいた後は、塾頭さんから『ステージを始めるにあたってのお話』があります。ここでは毎回、塾頭さんから塾生へ、自然塾で学んで欲しいことなどの大切なお話があるので、よく聴いてステージを過ごしましょう。
	「ここは自分のことは自分でやるところです。そうすることで身につき、自分のものになるのです。これから8ヶ月間、大変なこともあるでしょう。でも決してあきらめずに頑張ること。努力すること。人に頼ることなく、自分の力を信じて色んなことにチャンレンジしてみてください。」
◇荷物整理、就寝準備
チームごとに塾生室に分かれ、各自持ってきた荷物を衣装ケースに詰めました。　また、チーム担当スタッフに布団の敷き方を教えてもらいながらみんなで就寝準備をしました。
３月２４日（土）
◇起床・清掃
自然塾では、朝６：３０の大きな鐘の音で起床します。起きてすぐに着替えをして顔を洗い、布団を畳んで塾生室を掃除したら、今度は共同場所（トイレやお風呂など）の掃除をチームごとに分担して行います。朝から大忙しですが、自分たちが使う場所を綺麗にしておくのは共同生活の基本ですね。
	共同場所掃除では、2階の長い廊下も隅々まで雑巾がけをします。　今回は、掃除の仕方をスタッフに教わりながら行いましたが、慣れてくれば、徐々に自分たちで役割分担をし、進んで掃除に取り掛かってくれることでしょう。
◇食事の準備
自然塾では、毎ステージ１チームが食事当番を行います。朝は、他のチームが共同場所清掃を行っている時間帯に、外の釜場と厨房で調理スタッフと一緒に40人分近くの食事を用意してくれます。また、食事の準備だけでなく、食後には食器洗いもしてくれます。
釜場では、早速釜飯炊きが始まっていました。初めてのご飯炊きに挑戦です！　さぁ美味しく炊けるかな…。
	厨房では、調理スタッフの指導のもと、食器の配膳、おかずの配膳、さらには味噌汁の具を切り、味付けもします。
◇共同農園作業　～ジャガイモの植え付け～
今ステージ最初の農作業はジャガイモの植え付けです。塾庭で植え付け前の準備をし、農作業用具の安全な使い方も学びました。道具を正しく使うことは、これからの農作業に役立ちます。
まず最初に、ボランティアの農業指導の先生から「農作業を始めるにあたって心構え」をお話していただきました。　「みんなは作物が生長するための手助けをしてあげなければなりません。ジャガイモの場合は、植え付け前の種イモの切り方、植え付け方など大切な作業がたくさんあるので、説明をよく聞いて丁寧に行いましょう。」
	チームに分かれて種イモの準備を行いました。品種ごとにイモの重さを量り、80ｇ以上のイモは半分に切り分け、腐敗しないように切り口には草木灰をつけます。