3月24日(土)
◇共同農園作業 〜ハツカダイコンの観察
 午後は、入塾式に播いたハツカダイコンの観察に出かけました。
 本来は間引きなどの世話をする予定でしたが、まだ世話をするほどにまで生長していなかったため、今回は、各自塾生手帳に現在のハツカダイコンの様子をスケッチし、気づいたことをメモしました。
◇チーム農園作付け計画
 ようやく待ちに待ったチーム農園の作付け計画が始まりました!
 第1ステージでは、チームごとに「どんな作物を育てるか」「どんな目的・どんな目標で育てるか」をチームで話し合いました。
 まずは実際に畑に足を運び、チームで話し合って畑の場所を決めました。その後畑を計測し、計画前の準備を行いました。
 塾舎に戻ると、早速チームごとに話し合いが始まりました。
 どのチームも作物の本に釘付けで、好きな野菜、珍しい野菜を育ててみたいと意欲満々でした。
◇夜の塾活動 〜コミュニケーションゲーム
 どの塾生もすっかりチームメイトたちと打ち解けている様子でしたが、さらに仲良くなろう!ということで、夜はみんなでゲームを行いました。
 ジャンケンをしたり握手をしたり、ゲームを通してたくさんの友達と触れ合えたのではないでしょうか。
3月25日(日)
◇朝の瞑想
 今日はいつもと様子が違います。室内は電気が消され、窓も開いています。
 日曜日の朝は、できるだけ自然に近い環境の中で正座をし、目を閉じて心を落ち着かせ、自然の音に耳を傾けたり、自分自身と向き合う時間として瞑想を行います。
 背筋を伸ばし、正しい姿勢で正座をして、1分間瞑想を行いました。初めての瞑想にもかかわらず、ほとんどの塾生が動くことなく、素晴らしい集中力を見せてくれました。
◇チーム農園作付け計画 〜昨日の続き
 計画が進んでいるチームは、次のステージに行われる発表準備に入りました。昨日計画した内容を、みんなでアイデアを出しながら模造紙に書き出していきます。
◇帰宅準備、掃除
 帰宅前にはもう一度、来週ここを使う男子塾生のために塾生室を綺麗に掃除します。
 掃除が終わったら塾頭さんを呼びに行き、最終チェックを受けて終了です。
 塾頭さんが「家の自分の部屋は綺麗ですか?」と質問すると、ほとんどの塾生が苦笑いでした。
 みんなやる気になればできるのだから、ここでやっていることを少しずつでいいから家でもやってみてくださいね。

 編集後記:
 今ステージは、ステージテーマ「友達と早く仲良くなり、自然塾に慣れよう!」、共同生活の目標「あいさつをしよう!」で進めてきました。
 人は生きていくうえで、必ず誰かと接しているものです。そこで必ず必要になってくるのは『言葉」だと思います。また今ステージのように、初めて出会った人と寝食を共にし、活動を行うという場合には、より、相手との距離を縮めるためにも「あいさつ」は不可欠です。ステージ中、こちらから「おはよう」と声をかけると、一日目は「ニコッ」っと笑って済ませる塾生がほとんほでしたが、二日目にはきちんと言葉で返してくれる塾生が出てきて、そのうち塾生からあいさつをしてくれるようになり、学びの早さと、言葉を交わせる喜びを改めて感じました。
 あいさつができるようになると、自然と相手との距離も縮まり、会話も増えてきます。あいさつをされて嫌な気持ちになる人はいないと思います。あとはどういうふうにあいさつをするかだと思います。自分がされて気持ちいいあいさつ、『笑顔で、元気よく、相手を見て』、そういうあいさつを是非、家族や学校の友達にもしてみてください。
                                                                                                  M.S.

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