10月13日(土) 〜つづき〜
◇塾活動  <コンニャク作り>  〜前編〜

午後は、いよいよ待望のコンニャク作りを行いました。作業は、チームごとに役割分担をして行いました。

まず、はじめにコンニャクの作り方を全員で確認しました。その後、厨房に2チーム入り、その間、他の2チームは食堂で食品加工の勉強と、塾で採れたゴマを使った炒りゴマ、擂り(すり)ゴマづくりを行いました
〜厨房〜

金ダワシを使ってコンニャクイモの皮を剥きます。結構力のいる作業です。
皮が剥けたら、今度はそれをミキサーにかけるため、小さくさいの目にカットしていきます。
カットしたイモに水を加え、ミキサーにかけてドロドロの状態にします。

今度はそれを鍋に移し、火にかけて焦がさないように弱火で20分程度かき混ぜながら水分をとばします。そうすると、ドロドロしていた状態から、モッタリとした状態に変化してきます。

水分がとんでモッタリとした状態になったら、鍋を火から下ろし、お湯で溶いておいたソーダ(凝固剤)を手早く全体に混ぜ込みます。ここは熱くても我慢です。軍手とゴム手袋を2重にして頑張ります。

ソーダが全体に混ざったら、バットへ移し、表面を平らにして、常温に冷まします。

全チームのコンニャクが出揃いました!どのチームも作り方は一緒ですが、色が微妙に違いますね。さて、味のほうはどうなのでしょう?明日のお昼が楽しみです。
〜食堂〜

一方では、食品の加工について勉強しました。人間は、そのままではえぐみが強くてとても食べられないコンニャクイモを食べやすくするために、また硬い皮に守られそのまま食べても消化されないゴマを消化しやすくするために工夫を重ねてきました。

話のあとは簡単な食品加工の例として実際に塾で採れたゴマをホットプレートで炒って炒りゴマづくり、すり鉢で擂って擂りゴマ作りを行いました。この作業中、食堂はとても香ばしい香りが立ち込めていました。擂りゴマはこの日の夕食の胡麻和えに、炒りゴマは翌日の昼食のおにぎりに登場しました。

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