ステージテーマ:食品加工を体験し、先人の知恵を学ぼう!

 今期の活動も、今ステージを含め残り4ステージとなりました。今ステージでは、第5ステージで植えつけたコンニャクイモを掘り、それを使ってコンニャク作りをしました。そのままではとても食べられないコンニャクイモですが、昔の人々が工夫を重ね、今のようにコンニャクが食べられるようになったのです。実際にコンニャク作りを行うことを通して、昔の人々の知恵を学ぼう、というステージテーマのもと活動を行いました。また、今年はゴマも収穫できたので、簡単な加工として、煎りゴマ、摺りゴマづくりも行いました。

共同生活の目標:各チームで一つの目標を策定する


 今ステージの共同生活の目標も、各チームで決めてもらいました。チーム全員で、自分達に足りない部分や問題点を話し合ってもらった結果、

   A:何事も集中して最後までやる         B:準備や片付けを最後まできちんと丁寧にやる
   C:ルールを守る(チェック係を配置する)     D:お互いによく話し合い協力し合う


 という目標が掲げられました。

10月12日(金)
◇夜の集い
まず木全塾頭からお話をいただきました。
「ここでの生活を通して、掃除・農業・食事当番など色々なことができるようになったが、まだやらされてやっていることが多い。嫌々でなく自分から進んで楽しくやると心が入り身につく。それには学ぶという気持ちが大切。何事も心を込めてきちんと丁寧にやることが大切。そして自分の役割を果たすだけでなく、周りへの気配りもしよう。」
10月13日(土)
◇共同農園作業  〜コンニャクイモの収穫、計量・泥落し〜
午後からのコンニャク作りというイベントを控えて、この日は朝から材料の調達を行いました。
随分大きく太ったコンニャクイモが掘れましたね。芋の周りには、生子(きご)というイモの1年生がいくつもあるので、それらも見逃さないよう、掘り上げた土の中を探します。生子も大切な来年の種芋になります。
各チームともコンニャク作りに使うイモ500gを量りとりました。その後、イモを洗って泥を落としました。
◇チーム農園作業 
チームの農園作業も、残すところあと3回となりました。
この時期は、どのチームも間引きがメインです。
草刈りも忘れてはいけません。
そして、収穫。。。自分達の育てた作物を手に自信たっぷりのポーズですね。
こちらは、待ちに待ったサツマイモの試し掘りをしたところ、とても立派なサツマイモが収穫できました!
◇お客さんの紹介
今ステージは衆議院議員の市村さんが見学にいらっしゃいました。昼食の直後に紹介とお話の時間がありました。この市村さんは、市村自然塾の創始者である市村清氏の弟の孫だそうです。
『今、食卓に並んでいるものが何処でどのように育てられてそこへ並んでいるのかを知らない人が多いです。色々な人のお蔭様で食べられることに感謝の気持ちを込めて「いただきます」「ごちそうさま」を言わないといけません。他にも色々な人の関わりで、この世の中は成り立っていて人は一人では生きていけません。どうか将来は政治に興味を持ってください。』

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