10月13日(土) 〜つづき〜 
◇あしおとツアー <ダイコン・ニンジンの世話とナスの片付け
コンニャク作りの後は、ダイコン・ニンジンの間引き・追肥・土寄せとナスの片付けを行いました。
作物の間引き・追肥・土寄せは何度目かになりますので、みんな慣れた手つきで作業を行っていました。
その後、畑を移動して夏の間、食卓を賑せてくれたナスの片付けを行いました。株をつかんで力を込めると意外にあっさりと引き抜けます。こんな表情をする必要は全くありません。
◇夜の塾活動 <卒塾アルバムづくり
つい先日入塾したばかりだと思っていた塾生たちですが、早くも卒塾アルバム作りに取り掛かる時期になってしまいました。思い出に残る卒塾アルバム、そのチームのページを個性的なものにするために、過去の卒塾アルバムを参考にしながら、まずは大まかなレイアウトを決めながら、使いたい写真を選びました。
◇夜の塾活動 <コンニャク作り 〜後編〜
卒塾アルバム作りと並行して、塾頭はじめ他のスタッフにコンニャク作りの最後の作業を行ってもらいました。常温に冷めたコンニャクをある程度の大きさに切り分けたら、たっぷりの水に入れて煮立たせ、アク抜きをします。
およそ30〜40分煮込みながらアクを取り除いていきます。普段なら、お金を出せばすぐに手に入るコンニャクですが、作るとなるとこんなに手間がかかるんですね。
10月14日(日)
◇共同農園作業 〜ラッカセイの収穫〜
昨年は収穫を前にハクビシンにほとんど食べられてしまった落花生ですが、今年は畑周りのトタンと併せ、種播きの時に畝(うね)自体にも金網を被せて、二重の策を施しました。その甲斐があって無事に収穫の日を迎えることができました。
ラッカセイ、たくさん収穫できたかな?金網が張ってあるため根ごときれいには抜けませんので、何本かの株ごとに分けて抜き、網の中・土の中に残った豆は金網を巻いてから集めました。みんな、楽しそうに探し掘りを行っていましたよ。
収穫した落花生を量って、そのうち1/3を土産として持ち帰ってもらいました。残りの2/3は塾での食材および来年の種とします。土産分のラッカセイは古新聞で包み、食材分と種用のラッカセイは洗って泥を落としました。
卒塾アルバム作り 〜つづき〜
下書き用紙と共に配られた前日に自分達の選んだ写真のコピーを切ったり貼ったりしながらチームのページの構成を考えました。


 今ステージでは、自分たちが植えつけたコンニャクイモを掘り出して、そのイモを使って昔の人の知恵を学びながら実際にコンニャクを作り、美味しくいただきました。また、スタッフが育てたゴマも収穫できたため、簡単な加工として、炒りゴマ、擂りゴマづくりも行い、料理に使ってもらいました。えぐみが強く、どんな動物も食べないというコンニャクイモを、複雑な手間ひまをかけておいしくいただけるようにした先人の知恵には感嘆するばかりです。コンニャクが食べられるようになるまでには、数多くの試行錯誤があったはずです。昔の人の苦労があって現在があるのです。経験を通して工夫を重ねて知恵が付くのです。また今回はラッカセイも収穫できました。ラッカセイも毎年のようにハクビシン対策で頭を痛めていて、試行錯誤の末今回の方法を編み出しました。昔の人だけでなく私たちも日々工夫を重ねているのです。卒塾アルバム作りも始まり、活動も終わりに近づいてきました。残りのステージを悔いなく過ごして実りある塾生生活にしていきましょう。
                                                                          H.T.

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