男子第１４ステージ

９月２２日（土）　～つづき～
シダンゴ山山頂で記念撮影です。この青空が本当に気持ち良かったですね。
さぁ、もう下山の時間です。本当はこの方角に富士山が見えるのですが、今回は天気がよすぎて周りが白くぼやけてしまい、残念ながら富士山を見ることができませんでした。
◇アクティビティ②　～森の芸術家　自然物を使ってアートを作ってみよう！～
下山途中のスギ林の中で、今度はチームで活動を行いました。内容は、『今まで歩いてきて自分たちが感じたこと』を、そこにある自然物を使って表現するというものです。

チームで相談し合いながら、限られた自然物を使って自分たちの思いをカタチにしていきます。
	完成した作品をチームごとに披露し合いました。　宮地山とシダンゴ山を表現したチーム。“サイコー”という自分たちの気持ちを自然物で文字にし、表現したチーム。　みんな限られた時間の中で思い思いの作品を作ることができました。
◇アクティビティ③　～森と人間と動物のお話～
さらに下ったところで最後にお話をしました。　森には沢山の役割があり、私たち人間は森のおかげで生きていけるのです。　昔は人が森に入り、木を切り、それを生活の資源として活用していました。おかげで森には光が入り、沢山の生きものが棲める豊かな環境ができていたのです。まさに、持ちつ持たれつの関係であり、人と自然は『共生』していたのです。　しかし、徐々に生活スタイルが変化し、人は森に手を入れなくなりました。その結果、森は荒れ、動物たちの餌が減り、限られた生き物しか棲めない環境になってしまったのです。また、環境問題も悪化し、自然にも人間にも良くない状態になってしまっているのです。　皆さんはこのままで良いのでしょうか？　山に手を入れながら生活することは無理でも、身近なところでできることは必ずあるはずです。豊かな自然を守るために自分ができることを考え、どんな些細なことでもいいので行動に移していきましょう。
◇自然塾到着　～感想・まとめ～
	全員が怪我なく、無事元気に帰ってくることができました。　最後に一人一人に感想を言ってもらいました。「辛かったけれど綺麗な景色をみれてよかった」「富士山が見れなくて残念だった」「自分の体力が知れた」など…。　みんな疲れた様子ではありましたが、達成感でしょうか…とてもいい表情をしていました。
◇アクティビティ④　～森の句会～
夜の塾活動では、ハイキング中に感じた自分の気持ちを俳句にし、全員に発表してもらいました。
みんなの前で自分のつくった俳句を詠み、そこに込めた思いも発表してもらいました。　自分と似たようなことを感じた人、全く別の視点だった人など様々。これだけの人数がいると本当にたくさんの感情が集つまるので、共感や発見がいっぱいでしたね。