4月29日(土) 〜つづき〜
◇お味噌作り
いよいよお味噌作りの時間です。午前中に塾生たちが農作業している間、塾に残ったスタッフが2時間以上かけて大豆を煮てくれました。また大豆や麹はお味噌作りの先生が、こだわりの物を取り寄せてくれました。たくさんの人の準備や協力があって、お味噌を作ることができることに感謝したいですね。
20年以上味噌作りを続けておられるお味噌作りの先生にご指導いただき、味噌作りに挑戦しました。お味噌は1000年以上も昔から、日本人の食生活を支えてきた伝統のある食品だそうです。先生の話をよく聴いて、心を込めて丁寧に作りましょう。
はじめに塩で発酵を止めた麹(こうじ)と大豆の茹で汁、やわらかく茹でた大豆を混ぜ合わせました。この感触はやみつきになりそうです。
混ぜ合わせた材料をミンチ機にかけていきます。塾生達は、独特な音と共に、ミンチ機からニョロニョロと出てくる材料の様子に大興奮!!会場は、麹(こうじ)と大豆のいい香りに包まれました。
ミンチ機ですりつぶしたものを、手で握って空気を抜きながら樽に詰めていきます。表面はカビが生えやすいので、特に丁寧に空気を抜いてならします。丁寧に封をして、約半年寝かすと、手作り無添加醸造味噌が出来上がります。楽しみですね。
◇おやつの時間
おやつは、2005年度産の味噌の入った揚げドーナツでした。味噌の香りが香ばしくて、とてもおいしかったね。
◇共同農園作業 (ジャガイモの芽かき、追肥、土寄せ)
第1ステージに植えつけたジャガイモから、たくさんの芽が出てきました。このまま育ててしまうと葉っぱばかりに栄養がいってしまい、小さなイモしか収穫できないため、「芽かき」という作業をしました。
ひとつの種芋から5本〜7本出ている芽の中で、強そうなものを2本だけ残し、残りを手で引き抜きました。どの芽にしようかなあと迷っているようです。
芽かきが終わったら、肥料をやり、土を株元へ寄せてやります。こうすると肥料が良く届き、またイモが大きくなるふかふかの土を作ってあげることができます。「土寄せ」は始めての作業だったので、たどたどしい手つきながらも、塾生たちは頑張っていました。
◇ダイコンの観察
第3ステージで種まきしたダイコンの様子を観察しに行きました。種まきと同時にネットで守ったため、虫に食べられることなく、順調に育っていました。でも3粒ずつ播いたはずなのに、1ヵ所に芽が6本でているところがあるよ!

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