男子第３ステージ

４月２９日（土）
◇夜の塾活動　（危険生物の話）
暖かくなり、野山の生物たちも活発に活動し始めます。その中には人間にとって危険な生物もいます。それらの生物への正しい対処法を学び、楽しく野外活動ができるように、みんなで勉強しました。
	はじめにみんなで「危険だと思う生物」を出し合いました。毒グモや熊、ムカデなど、たくさんの生き物を出してくれました。
その中から、自然塾で活動する中で特に遭遇したら危険な６種類「ハチ、毛虫、ムカデ、ブヨ、毒ヘビ、ツツガムシ」について勉強しました。大切なのは①正しい服装②正しい対処法と知識③むやみに知らないものを触らない。ということですね。
４月３０日（日）
◇チーム農園作業
今ステージは、チーム農園も植付けの最盛期です。トマトやパプリカなど、たくさんの苗や種が届いています。時間内に終わるように、みんなで協力して進めよう！
	小さな苗に、葉っぱを食べる害虫の「ニジュウヤホシテントウ」が、もうくっついていました。
トマトの植付けは、共同農園でやったばかりだから大丈夫。デリケートな苗の扱いにも慣れたものです。
	このチームは３０㎏にもなる特大スイカの種を播いていました。３０㎏ってみんなの体重くらいですね。珍しい種が手に入って、とても嬉しそうに種まきをしていました。
◇おやつ
おやつで一息いれました。今日のおやつは手作りポテトチップス！買ったものとは違い、ジャガイモの味が濃くて、噛んでいると甘くなってきます。「美味しい！」「もっと食べたい！」と塾生に大好評でした。
◇チーム農園の続き
	チーム農園ファイルというものがあり、調べたものをまとめたり、作業の計画を立てたりしています。スタッフに頼らず、自分で調べようというその姿勢が素晴らしいな。
スイカには、共同農園で学んだホットキャップをかけました。もう片付けの時間ですが、ぎりぎり間に合いました。
	地上はキャベツ、地下にダイコンが実る「キャベコン」という野菜を作るために、大人でも難しい「接ぎ木」に挑戦したチームもありました。成功するといですね。

編集後記：
　今ステージは、お味噌作りを体験することができました。現在の自然塾の食事では、去年の塾生たちが作ったお味噌を使っています、食べられるようになったばかりの去年の秋口から、少しずつ風味や味わいが増し、日増しに美味しくなっていくお味噌は、まるで生き物のようです。塾生たちの作った味噌も半年後に食べられるようになりますが、自分たちで作ったお味噌の味や、変化していくお味噌の不思議さに感動してくれたらなあと思います。
　共同生活の目標では、「心を込めて丁寧に」ということを取り組みました。お味噌作りの時には、材料をこぼさないように丁寧に作業する姿や、ばい菌や空気が入らないように丁寧に封をする姿を見ることができ、感心しました。一方農作業の時には、植付けをする小さな苗を粗雑に扱ったり、だらだらと作業したりと、がっかりさせられました。これからの男子塾生の課題は、興味関心のあることに限らず、与えられた仕事を「心を込めて丁寧に、最後までやり通すこと」だと感じました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　M.K.
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