4月15日(土) 〜つづき〜
◇チーム農園の土作り・チーム農園作業
第1ステージ、第2ステージではチーム農園の計画を立てることに時間を割きましたが、今回はいよいよチーム農園を実際に耕し、作物の種まきや植え付けを始めます。どの塾生も期待感いっぱいで作業に臨みました。
チーム農園の土を豊かにするために、1年間以上ねかせた腐葉土をまきます。カブトムシの幼虫もたくさん住んでいる生き物にとって居心地の良い腐葉土を畑にまいて、畑の土を作物にとって居心地のよいものにするのです。
腐葉土とともに、牛糞堆肥(完熟のもの)もチーム農園にまきます。これも畑の土を豊かにしてくれる大切なものです。
さすがは上級生。頑張って堆肥2袋を1人でチーム農園に運ぶ役を買って出たようです。
腐葉土と牛糞堆肥をまいたら、よく耕して土となじませます。こうしていよいよ作物を植えつける準備が出来るのです。
チームのメンバーの協力や安全(危険)に対する意識が早速試される場でもあります。
土作りの出来たチーム農園にさっそく種をまいているチームがありました。他にも、芋を植え付けたり、苗を植えたりしているチームがありました。
◇ダイコン・ハツカダイコンの種まき・害虫対策
おやつ休憩の後、第2ステージで雨のため出来なかったダイコンの種まきと、入塾式で種まきをしたものの害虫の被害でほとんど全滅してしまったハツカダイコンの種まきのやり直しを行いました。
傾斜地の畑にかまぼこ型の畝を立てた後、15cm間隔で丸い穴をあけ、その中に3粒づつダイコンの種を播いていきました。
種を播いた後、ハツカダイコンを全滅させた害虫(キスジノミハムシ)が入れないように、トンネル状のネットを張ります。そのための支柱(ポール)を畝をまたいで設置しているところです。
この後、ハツカダイコンを播きなおし、同じようにトンネル状のネットを張ってキスジノミハムシが入れないようにしました。
これで、ダイコンもハツカダイコンもキスジノミハムシの被害を受けることなく元気に育ってくれることでしょう。
◇チーム発表(チーム紹介・チーム農園で育てる作物などの発表)
夜の塾活動の時間は、いよいよチーム発表の時間です。第1ステージ、第2ステージで調べ、話し合ってきた、チーム名(および名前の由来)、リーダー・サブリーダー・メンバー、チーム農園で何をどういう目的で育てるのか、その作付け計画まで発表します。発表後には、他の塾生やスタッフから質問が飛びます。(チーム名、チーム名の由来、育てる作物については、チームのページをご覧ください)
チーム名、メンバー紹介に加え、作物を育てる目的では、トウモロコシを1人2本以上収穫して持ち帰る、メンバーのピーマン嫌いをなくす、青虫やイノシシから守りきる、自然塾での記録を作る、など具体的な目標が発表されました。チームで協力し、汗を流し、工夫してぜひ目標を達成してください。

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