4月16日(日) | |
◇落花生の殻むき(種の準備) | |
この日は早朝から雨が降り、畑での農作業が出来ませんでした。そこで5月に種まきを予定している落花生の殻をむいて種を準備する作業を土間で行いました。 | |
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落花生の殻はうまく割るときれいに2つに割れて種が取り出せます。適当に行うとなかなか取り出せなかったり、種を傷つけたりします。種は命そのものです。大切に心を込めて扱いましょう! |
作業が終わったら後片付けもしっかりと行います。作業に使った”み”をきれいに洗い、土間の床に敷いていたブルーシートもきれいにして片付けます。 | ![]() |
◇ジャガイモとゴボウの観察 | |
雨天のため畑での農作業はできませんが、第1ステージで植えたジャガイモ、第二ステージで播いたゴボウがどうなっているか、塾生も知りたいと思います。そこでカッパを着て畑の様子を観察しました。 | |
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ジャガイモの様子を畑の外から観察した後、畑の土を固めないよう気をつけて畑の脇を歩き、ゴボウの様子を観察しました。 |
第2ステージで力を振り絞って掘った穴の上に立てた畝の上に、かわいらしい芽が2列に出ていました。この様子を見て第2ステージのことを思い出したのか、誰からともなく拍手が沸きました。 | ![]() |
◇チーム農園に対する意気込みを言葉にしよう・チーム農園に関する作業 | |
日曜日の残りの時間では、まずチーム農園をこれから行うにあたっての意気込みを言葉にして発表してもらいました。そのあとチームごとに、作物についてさらに調べたり、屋内で出来る作業を行いました。(チームごとの意気込みを表明した言葉については、チームのページをご覧ください) | |
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このチームは、育てるのが難しいメロンをうまく育てるためにどうしたらよいか、話し合っています。なかなか真剣ですね。 |
このチームは苗を育てるため、ポットへの種まき作業を行っています。その苗を使って接木にも挑戦するそうです。 | ![]() |
◇ステージのまとめ | |
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ステージの終了にあたり、塾頭から活動を振り返ってのまとめの話がありました。特に今回の共同生活の目標である”時間を守る”ことについて、活動の節目節目でなかなか時間を守ることが出来なかったことに触れ、楽しいことを行っているときにも、時間を意識して勇気をもってやめるだけの強い意志を持つことが時間を守ることにつながるので、皆さんもぜひそうした強い意志を持った人間になってほしい、というお話がありました。 |
編集後記:
今回の塾活動では、大切に育てられた苗を植え、ダイコンやハツカダイコンの芽を守るなど、最初を大切にすることに焦点を当てて作業を行いました。チーム農園の実際の作業も今回が初めてです。塾生たちがそれらの初めての作業に対して、戸惑いながらもわくわくして取り組んでいる姿が印象的でした。塾生の育成についても、自然塾に慣れてきたこの時期は大切な時期です。挨拶や話を聴く姿勢はかなりできてきていますが、いったん何かに集中してしまうと時間のことはついつい忘れてしまう事が多く、共同生活の目標”時間を守る”は、今ステージで守る目標というよりも、いかに守ることが難しいか、を実感したステージになりました。また、安全(危険)に対する意識も、まだまだ忘れてしまうことが多いようです。これらの基本的ですがしっかりとした強い意志を必要とすることも、ぜひ身に付けていってほしいものです。
T.K.
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