11月25日(土) 〜続き〜
◇チーム農園作業 〜続き〜
 すべて収穫したあとは、しっかりと耕します。すっかり慣れた鍬の使い方で畑を耕していきました。頼もしさすら感じました。
 このチームは、予想外に生育に時間がかかり、収穫にはまだ早い作物が残ってしまいました。このままチーム農園に残す事が出来ない事から、チーム内で話し合った結果、数株は持ち帰り家で育て、残りをスタッフに育ててもらうように依頼をしてきました。
 植物の命を無駄にしないために考えた結果だと言っていました。
 今までお世話になったチーム農園をきれいにして塾へ返還しました。最後には8ヶ月間お世話になったことに対して感謝の気持ちを持ってお礼を言いました。
 チーム農園で作物を育てただけでなく、チームで協力する事も学んだことと思います。作物だけでなく、みんなも成長させてくれたのではないでしょうか。
◇おもちつき
 今回は活動の節目として、おもちつきを行いました。使うもち米は、塾生たちが収穫したオカボのもち米を天日干しをした物を使いました。
 「よいしょー!」
 掛け声と共におもちをついていきます。
はじめのうちは慣れていないせいもあり、力強さに欠けましたが、繰り返しついていくうちにコツをつかんだようで力も入り、いい調子です。おもちもしっかりとつきあがりました。
 つきあがった、おもちは食べやすいように丸めていきます。塾生たちに丸めてもらうとはじめのうちは丁度良い大きさなのですが、そのうちだんだんと大きく…。みんな!欲張らないで!!
◇おやつ
 つきたてのおもちをいただきました。普段食べているおもちとは異なり、天日干しのオカボのもち米なんて、まずどこへ行っても食べられないことでしょう。あちこちから「おかわりないの〜」と言う声が…。
もう少し食べたいところでやめるのがおいしい秘訣なんですよ。
◇共同農園作業
 5期生最後の農作業になりました。このタマネギも前のステージで植えたムギと同様に、6期生へのプレゼントです。
 最後の農作業です。もう、スタッフから何も言われなくともしっかり丁寧に作業を進める事が出来ていました。自分の役割が終わると「つぎはどこ?」と聞いて、率先して作業に取り掛かる姿が見られました。集中して農作業する姿に成長を感じました。
◇夜の集い 〜卒塾式の準備〜
 この日の夜は、卒塾式の歌の練習をしました。歌う曲は「故郷」と「今日の日はさよなら」です。この歌を聴く事が初めてという塾生もいましたが、数回歌うとみんなしっかりと声が出ていました。
 伴奏も塾生にお願いしました。歌詞の意味を感じ取り涙を浮かべる塾生もいました。
◇荷物整理
 今回で自分の荷物をすべて持ち帰ってもらいます。宅急便を利用する塾生は衣装ケースの中身をダンボールにつめ替えました。
 普段からきれいに整理されている塾生にとっては何の苦もない作業ですが、そうでない塾生にとっては大変な作業です。そんな塾生には各チーム共に年長者が率先して手伝っている姿を見る事が出来ました。

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