10月14日(土) 〜つづき〜
チーム農園作業 
 午後一番の農作業は、チーム農園作業です。さすがに15ステージともなると各チームとも役割分担をうまく行って手際よく作業を進めます。時間も十分あったので、各チームとも納得のいく作業を行っていました。


作業開始前に行うことの確認   


みんなぁー、仕事しろーっ!


立派なコマツナが収穫できました。


虫対策に防除液を作ります。。
サツマイモの収穫
 本来は次の16ステージで収穫を予定していたサツマイモですが、トタンや金網で防御しているにもかかわらず、度重なるイノシシの侵入を受けて荒らされたことから、更なる被害を受ける前に15ステージで収穫を行うことになりました。
 サツマイモの収穫を行う前にまずイノシシの足跡を見学しました。ここは塾舎のすぐ裏手でサツマイモ畑にも隣接する間の栗林です。たくさんの足跡がついていて、落ちている栗はことごとく実を食べられていてイガしか残っていません。

 イノシシにとっては山に餌がないので、このようなところまで餌を探しに来るのでしょう。
 最初にサツマイモについて話を聞いた後、いよいよサツマイモの収穫開始です。
まずは地上部の茎葉部を集めて堆肥置き場に運び入れます。塾生同士協力して、流れ作業ができていますね。
 サツマイモがとれました。根が肥大しかけの時にもイノシシに荒らされたため、今年のサツマイモの収量はいつもの年に較べるとかなり少なめでしたが、それでも芋が収穫できたときの喜びはひとしおです。

 本来、サツマイモは多くの人々を飢えから救ってきた救荒作物ですが、寄のような山里ではことごとくイノシシに荒らされ、収穫もままならぬ農家も多くあります。山の環境変化が人里にも及んでいるのです。
落花生の話と収穫 
 サツマイモの収穫に引き続き、土の中にマメを作る仕組みやマメ科の特徴である根粒菌など落花生を見ながら話を聞き、収穫を行いました。

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