男子第１３ステージ

１０月７日（土）　～午後～
◇共同農園作業　～サツマイモの収穫～
今ステージではダイズの収穫を予定していましたが、収穫するにはまだ少し早いということで、代わりにサツマイモの収穫を行ないました。　実はサツマイモ畑は、今年に入ってもう４回もイノシシに入られて荒されています。さて、どの程度収穫できるでしょうか？
	20～30㎝程しかなかった苗が、いつの間にかこれほど長い根をはりました。塾生達は、引っ張っても引っ張っても途切れない根に悪戦苦闘。作物の生長の勢いと力強さを感じたのではないでしょうか。
イモを傷つけないように、丁寧に手で掘りました。さぁ、サツマイモはまだかな!?
	お見事！こんなに大きくて立派なサツマイモが収穫できました！　といってもこれはほんの一部。やはり、かなりイノシシにやられていたようで、掘っても掘っても根っこしか出てこないところがたくさんありました。
◇ラッカセイのお話し
今年はラッカセイもやられてしまいました。犯人は「ハクビシン」です。　ラッカセイの種は、毎年、収穫したラッカセイから採っています。このまま置いておくと全てやられてしまう可能性が高かったため、今回は全てスタッフが収穫しました。今回は、そういった話や、ラッカセイが花を咲かせて土の中に実をつけるまでの生長段階のお話などをしました。
	残しておいた一部のラッカセイを数株掘りあげ、根についた「根粒」を観察しました。根粒の中にいる根粒菌は、空気を食べてそれを栄養に変えてしまうすごい菌なのです。
◇コンニャクの収穫
今回は「コンニャクイモ」の収穫も行ないました。これは収穫祭で使われる食材のひとつで、もしダイズを使って豆腐づくりができなかった場合は、このコンニャクイモを使ってコンニャク作りを行なう予定です。

ここでもイモを傷つけないために、手掘りで収穫を行いました。今日は掘る作業ばかり。さすがに飽きてしまうかな…と心配でしたが、そんな気配は全くなく、あちこちから「出てきたー！」という歓声が。「くそ！俺も！」と、みんな夢中になってやっていました。
◇ダイコン・ニンジンの間引き、追肥
今日は朝から動きっぱなしですが、もうひと踏ん張り！　女子が第１１ステージに種播きをしてくれたダイコンとニンジンが随分大きくなったので、そろそろ窮屈そうなところを間引いて、作物が生長しやすいように整えてあげなければなりません。
	間引きとはいえ、こんなに大きなダイコンが採れました！この間引きのおかげで、畑に残った作物はさらに大きくなることでしょう。最終的な収穫が楽しみだね。
同様にニンジンの間引きも行ったあと、追肥をして栄養を与えました。「大きく成長してね」という思いを込めて丁寧に作業にあたりました。
	間引いたダイコンとニンジンははもちろん美味しく頂くことができます。ダイコンはお土産に、ニンジンは夕食のメニューに「まるかじり」というカタチで出していただき、みんなで収穫したての新鮮な野菜を味わいました。　その前に…休み時間中に余ったニンジンにかぶりついてみました。みんなポリポリ…やはり収穫したては美味しいね。