5月7日(土) 〜つづき〜
◇お茶作り
 朝一番に摘んだ茶葉で、いよいよお茶作りに挑戦です。
少し蒸してから乾燥機で水分を飛ばした茶葉を、チーム毎にホットプレートの上で煎ること1時間弱。 会場である食堂の空気は、徐々にお茶の良い香りに包まれました。
煎る途中で、ほろ苦い茶葉を「ツバが甘〜い」「おいしいよ!」などと言い合いながら試食(?)してばかりの塾生もいました。
出来立てのお茶と、スタッフ手作りの桜まんじゅうが今日のおやつ。めいいっぱい春を味わえたのではないでしょうか。
残った茶葉はみんなで分けて、家族へのお土産にしました。
◇共同農園作業<ハツカダイコンの収穫、ダイコンの間引き>
 野菜は種を播いたり、苗を植えただけでは育ちません。その後も、適切な世話をすることによって大きく育ち、最終的に収穫へとつながります。そこで、土曜日の午後は色々な作物の世話を体験してもらう予定でした。しかし、午前中いっぱい降った雨のお蔭で畑が湿ってしまい、せっかく軟らかく耕した土を大人数で踏み固めてしまうと作物の根にとって悪影響が出てしまいます。そこで、予定を大幅にカットし、作物への様々な世話については簡単な講義にとどめ、第1・第2ステージで作付けした野菜の収穫と間引きをしました。
第1ステージで植え付けたハツカダイコンが大きく実りました。塾での食材として使われるほか、ご家庭へのお土産としても充分な量を収穫する事が出来ました。
また、第2ステージに播いたダイコンの間引きもしました。もちろん、間引き菜も大切な食材です。お味噌汁の具として、食卓に登場しました。
食事当番は更に、エンドウマメの収穫もしました。これはスナックエンドウという品種で、身がプリプリしていて生でも美味しいらしく、ついつい食材調達係も試食に精が出てしまう・・・ものだそうです。
食事当番も、つまみ食いばかりしていたわけではありません。皆が遊んでいる時間に、せっせと皿洗いをしていました。この真剣な眼差しを是非ご覧ください。
◇危険生物の話
 山や野原は、たくさんの生き物がいて、とても楽しいところですが、中にはハチや蛇など人間にとって危険な生き物もいます。野外活動を安全に行うため、危険な生物を幾つか挙げて、それらに対処する方法を学びました。
野山で出会う危険性の高い「ハチ類」「ガ類」「アブ・ブユ」「ダニ類」「クモ類」「ムカデ」「ヒル」「哺乳類」「ヘビ類」「両生類」「植物」について注意をうながしました。
帽子・長袖・長ズボン・長靴・軍手など服装のルールを守って、知らないものには「触れない」「近寄らない」でいれば防げるものばかりなので、農作業をはじめキャンプやハイキングなどの野外活動に出かける時には、上記の服装+タオル・水の装備を忘れずに!!

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