5月8日(日) | ||
◇チーム農園作業 | ||
今日は、半日丸々チーム農園作業で、本格的な作付けが始まりました。今までは殺風景だったチーム農園が、どの畑もたくさんの野菜でにぎやかになりました。チームで協力して大切に育てていってください。 | ||
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まずは、今日やるべき作業は何かをチーム全員で話し合いました。塾舎の裏にあるビニルハウスでは、たくさんの野菜の苗たちが、早く畑で根を張りたいと待っています。 | |
何をやるかが確認できたら、早速畑に出て作業開始です。 第1ステージで初めて手にした鍬にも慣れ、「(苗を植えるために)平畝を立てよう」の一言で作業をイメージできるようになってきた塾生たちに成長を感じました。 |
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ここからは、畑に移したばかりの苗を病気や虫から守るための作業です。 寒さに弱いメロンには、肥料の空袋をかぶせました。ウリ科の植物に飛びついて葉をかじるウリハムシの進入も防いでくれます。 |
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苗を寒さと病気から守るために敷藁もします。これにより、地面の保温保湿効果と降雨時に跳ね上がった泥による病原菌の蔓延防止が期待できるのです。 | ![]() |
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ひょろっと伸びたトマトの苗は、植え付けただけでは、ぐったりと土に倒れかかってしまいます。そこで、脇に支柱を立て、1本1本紐で結んで支えてあげます。昨日説明したことを生かしていますね。 |
編集後記:
今ステージは天気に恵まれず、青空の下思う存分畑仕事をすることができませんでした。それでも、お茶作りがよほど興味深かったのか、自宅へ持ち帰る茶葉を休み時間になるとせっせと摘む姿が頻繁に見られました。また、チーム農園に植え付けた苗=野菜の赤ちゃんですが、野菜は喉が渇いてもお腹が減っても歩いて水や食物を取りに行くことができないのですから、野菜たちのお母さんになったつもりで野菜の声を聴き、愛情を込めて育てていきましょう。
また、共同生活の目標であった「色々な人の中で自分の役割を果たす」については、自分のためだけではなく、みんなが楽しく快適に過ごせるよう、これからも心がけていきましょう。また、塾での生活にも慣れてきた頃だと思いますが、下級生については最低限のことを「心を込めて」「キチンと」「丁寧に」、さらには「テキパキと」行動できるようになることを、上級生については言われたことをやるだけでなく次やるべきことを自ら発見し行動できるようになることを期待しています。
H.T.
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