9月17日(土) 〜つづき〜
共同農園作業(午後の部)
午後は通称ジャイモン畑で、まず葉もの野菜のホウレンソウ、小松菜、ミズナを蒔きました。その後もオカボの草取り、オカボの防鳥ネット張り、サツマイモの草取り、トマトの手入れと盛りだくさんの農作業でしたが、塾生は最後まで農作業を頑張りました。一つ一つの技術を身につけただけでなく、ずいぶんとたくましくなったものです。
まずは葉ものをまく畝を立てます。クワ使いもすっかり身についています。
立てた畝の表面を板でたたいて”鎮圧”します。近所の農家の方から教わった方法で、こうすることにより、地下の水分が地表近くまで吸い上げられやすくなり、乾きにくくなります。
ぜひこのようなちょっとした知恵からも学んでください。
鎮圧した畝の表面に溝をつけ、種を一粒一粒蒔いていきます。種と種が重なったりしないように、丁寧さが要求される根気の要る作業です。この種まきを見ても、物事を”きちんと丁寧に”行うことができるようになりました。
全員でオカボの草取りをしたあと、2チームに分かれ、一チームは実りをむかえたオカボが鳥に食べられないようにネットを張りました。
もう一チームは前ステージに続き、サツマイモの草取りを行いました。こちらも収穫までもう少し、雑草を取ってしっかり芋が太るように世話します。
最後にトマトの畑で、枯れた下枝を取り、伸び放題伸びた枝を誘引する作業を行いました。トマトなどの夏野菜は収穫のピークを過ぎていますが、このような世話をすることでもうしばらく実りをもたらしてくれるはずです。
ピークを過ぎた野菜でも最後まできちんと世話をしてあげることからも、学んでほしいことはあります。

また、朝からたっぷり農作業を行い、このときは夕方5時近くになっていたのですが、塾生は誰一人不平不満を言わず、最後まで頑張りました。
◇食当チームによる食材の収穫
食事当番のチームは、食事で使う食材を収穫してから厨房に入ることになっています。今回はモロヘイヤとエンツァイを収穫しました。食事当番を存分に楽しんでいるようですね。

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