8月27日(土) 〜つづき〜
◇災害時の御飯炊き
 夕食前の時間を利用して、災害時の御飯炊きを経験しました。自然災害により家屋や生活道具を失った時でも、米・水・ビニル袋・火・ドラム缶や一斗缶があれば、御飯は炊けるのです!
始めに、米と水を一人分ずつ計量し、ビニル袋に入れてから、なるべく空気が入らないように縛ります。
あとはグツグツと湯を煮立てた一斗缶の中に放り込んで30分ほど待つだけです。
夕食で、自作の御飯を早速頂きました。今回は、ビニルの材質が弱かったり、空気が入り過ぎていたり、縛り方が甘かったりして、米が袋から出てしまった人が多かったけれど、炊飯道具を使わずに炊いた割には芯も残らず美味しかったのではないでしょうか?
中には、「お粥みたいに軟らかくて、いつもと違うけど、モチモチして美味しい!」と言う塾生もいました。
◇食事当番 <味噌汁作り
 話は前後しますが、男子は今12ステージから(女子は先11ステージから)、朝晩のお味噌汁を塾生の手だけで作ることになりました。
40人前ともなると調味料のサジ加減がまるで見当つかないので、四苦八苦するようです。
さてさて、今度の味噌汁は濃いのかな?薄いのかな?
◇塾活動 <自然災害時の危険予知トレーニング
 1923(大正12)年9月1日午前11時58分、震度7の大地震が関東地方を襲いました。防災の日は、この関東大震災を教訓として忘れることなく災害に備えようと、1960年に制定されました。また、この日は二百十日(にひゃくとおか)といって、立春から数えて210日目で台風襲来の時期であるため、農家にとっての厄日でもありました。この日は各地で防災訓練が行われます・・・ということで、スライドを使って大雨・洪水・暴風雨・台風・地震の際に気をつけることを学びました。
「塾舎にいる時に停電が起きると、まずはこの非常灯だけが点きます。しかし、暫くしても復旧せずに予備電源が尽きると、これらも消えてしまいます。そうなると、ロウソクだけが頼みの綱です。」昨年、台風のため、ステージ中に実際に停電した経験も話しました。
8月28日(日)
◇早朝チーム農園作業
 夏野菜から秋野菜へと衣替えのためには、まず、畑の準備をしなければなりません。
秋野菜へ向けての再スタートは、草取りと収穫の終わった作物の片付けから始まりました。
3週間ぶりに畑に行ってみると…どのチームも夏野菜の最後の収穫ラッシュ!!
このチームは、スイカとマクワウリを収穫して、昼食で堪能していました。
そして、どのチームも、秋野菜の最初の植付けラッシュ!!
このチームは、今回植えるべき苗が多い上、食事当番であるため作業時間が他のチームより少なく、担当スタッフも必死の形相で苗を植え付けていました。

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