6月25日(金)

  
6月26日(土)

    6月27日(日)
◇親子大会塾生企画話し合い(第2回目)
 第11ステージに予定されている親子大会で、塾生が企画する内容について話し合いを行いました。
 塾生が自由に企画できるといっても、時間や場所の制限はあり、親子で一緒に楽しめるか?自分たちで出来るか?自然塾ならではのものか?といった点の確認も重要です。最初はやってみたいことを何でもあげていた塾生たちも、現実に行うとなると様々な困難があることに気づきます。それらを乗り越えていって、ぜひ、楽しい企画を実行してみてください。
◇共同農園作業(畑と畑まわりの環境整備、作物の世話、片付けなど)
 今まで比較的目立つ農作業を主にしてきた塾生たちにとって、今回の農作業は地味なものでした。畑の草取りをして肥料をあげる。時期の過ぎた作物の後片付けをする。畑まわりに繁茂する雑草を刈って環境を整備する、といった作業を分担して行いました。しかし、農作業の本質は、そうした地味な作業の繰り返しであることを、もう一度思い出してもらいたいと思います。
 畑まわりの畦畔に多い茂っていた雑草を鎌で刈り取ってきれいにしました。農村環境の維持のため、昔から行われてきた大切な作業です。肥料が簡単に手に入らなかった時代には、こうして刈り取った草も肥料にしていたのです。また、こうした手入れを繰り返し行うことで、農村特有の植物や生物が住める環境が作られていました。
今まで塾の食卓を彩ってきたエンドウマメ、ソラマメも時期を過ぎ枯れています。こちらのチームは、その後片付けを行いました。片付けた跡地には真夏に向けた野菜が植えられる予定です。
◇陶芸
 普段は工業デザインのお仕事をされ、自分の窯を持って陶芸には10年以上携わられている中島さんに、陶芸プログラムを行っていただきました。今回は、皿と小物を作ります。
まず、作り方の見本を見せていただきました。粘土が見る見るうちに平らになり、円形になり、模様をつけていきます。その様子を見る塾生たちの目つきは真剣そのものです。 
 見本を見せていただいたあと、各自で製作に取り掛かりました。まずは粘土を延ばして、どんな模様をつけようか?空気が入ってしまうと割れてしまうから気をつけてね。
ちょっと難しい、茶碗作りに挑戦する塾生もいました。作り方を見てもらいながら、真剣です。
塾のまわりに生えていたスギナを取ってきて模様にしました。考えたね。
麦の穂を取ってきて模様にした塾生もいました。
製作が終わってしばらく乾かしたら釉薬塗りを行います。釉薬塗りを行うと表面に膜を作って水などが滲みこまなくなります。塗り残しのないようにね。
この日のために、毒性のない、自然な色合いの釉薬を用意していただきました。
釉薬塗りのあと、自分たちの作品を窯に入れていくところを見ました。焼き上がりが楽しみです。
使った道具はきれいにして乾かします。来週は女子塾生が、そして将来の塾生も使うから、しっかりきれいにしよう。
◇蛍観察
 真っ暗な道を蛍を見るため出発。蛍は暗くて静かな環境が大切。騒がず、光を当てず、追いかけたりせず、静かに観察しよう。
 この日は、乱舞とまではいかないものの多くの蛍を見ることができました。
 蛍をはじめて見る塾生も多く、塾生手帳に感想を書いている塾生も多く見られました。
 この環境をいつまでも大切にしたいものです。

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