ステージテーマ:「大地と知恵を感じよう」
 共同生活の目標:「ものと資源を大切に使い、感謝の気持ちを表そう」


 今年の梅雨は空梅雨なのか、雨が降り続くことは少ないようです。その代わり蒸し暑い日が続いています。
今回のステージでは、陶芸プログラムを行いました。いつも農作業で触れている土が、人間の知恵によってまったく違うものとなり、まったく違う用途に用いられることを体験してもらえればと思っています。また、第6ステージで刈った麦の脱穀・風選作業を行い、麦や米といった食文化に触れるとともに、それを人間が用いられるようにするために生かされてきた昔人の知恵も体験してもらいました。
 また、みんなの食事の際発生する調理くずを肥料として有効利用するためのコンポスト作業を、共同生活の目標に関連して行ったほか、忘れ物が多かったり、水や電気や洗剤などを必要以上に使う傾向が見られていたため、活動を通してものと資源を大切に扱うことを意識して生活しました。
 

6月25日(金)

  6月26日(土)

  6月27日(日)
◇並木塾頭代理の話
 今回、木全塾頭が休みであったため、塾頭代理として並木事務局長のほうからはじめの話がありました。
最初のバーチャルの世界とリアル(自然)の世界のお話がありました。バーチャルの世界に浸りすぎると実際には出来なかったり、大変なことがいとも簡単に出来てしまうような錯覚に陥ることがあること、そうならないためには、それと同じかそれ以上にリアルの世界、自然の中で過ごすことが必要だという話がありました。話が、塾へ来る電車内での塾生が熱中していたコンピュータゲームの話になると、一同爆笑が起こりました。
 また、今回蛍観察の予定があることに関係して、人間が利便性を高めるために環境をどんどん変えていってしまい、生態系を壊された生物は種の保存も出来なくなっていること、しかし、最近では、蛍を残そう、復活させようという動きが、国や行政、人々の努力によって様々になされるようになってきたという話がありました。。
 さらに、蛍に関連して、蛍雪の功ということわざを紹介され、みんなの努力がとても大切だというお話がありました。

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