11月12日(金)

  
11月13日(土)

11月14日(日)
◇共同農園作業(サトイモ収穫)
サトイモを一株ずつ収穫し、お土産に持って帰りました。第7ステージで収穫したジャガイモ、前ステージで収穫したサツマイモ、そして今回のサトイモ。同じイモ類でも、それぞれの違いがわかったかな?
サトイモの畑に行く途中で、9月に植え付けをした秋野菜の様子を観察しました。
中には、ブロッコリーやカリフラワーがどんなふうにできているのか、初めて見た塾生もいたようです。
続いてサトイモの収穫です。
イモの大きさを想像しながら、傷つけないようにスコップを入れます。根っこががっちり張っているので、なかなか力のいる作業です。
親イモから子イモ、子イモから孫イモができて、一株がこんなに大きな塊に生長していました。
◇休憩時間
おやつを食べた後の休憩時間。
友達との時間を惜しむように、塾庭の木に登ってのびのびと遊ぶ塾生の姿がありました。
◇共同農園作業(ムギの播種)
第5ステージで収穫したムギは、昨年の秋、2期生が播いてくれたものでした。製粉した小麦粉は、うどんに加工して大切においしくいただきましたね。
今度は、3期生が4期生にプレゼントする番です。
まずは、目安ひもに沿って、種を播く溝を作りました。第17ステージともなると、いい手つき・腰つきで作業がはかどります。
すぐ隣では、先週男子が播いたムギが、早くも青々とした芽を出しています。
作った播き溝に、一粒一粒種を播きました。4期生のことを想いながら、心を込めて丁寧にできたかな?
来年の3月には、少し生長したムギが、新塾生をお出迎えしてくれることでしょう。
◇豆腐づくり
第15ステージで収穫したダイズを使って、豆腐作りに挑戦しました。身近な食材である豆腐が、「畑の牛肉」と呼ばれる栄養たっぷりのダイズからできていることは、ほとんどの塾生が知っていました。が、加工をするのは初めての塾生が多く、ひとつひとつ工程が進むごとに歓声を上げていました。
  まず、一昼夜水に浸したダイズを、ミキサーで砕いて呉汁を作ります。
呉汁を湯煎で加熱した後、搾り袋に入れて、おからと豆乳に分けました。
熱々の中身を素手で搾り出すのは大変!!
水で手を冷やすために、水道と料理台を何往復もしながら、みんなで代わる代わる搾りました。
豆乳が冷めると、上に膜が張ってきました。
「湯葉だぁ〜!」と、すかさず味見する塾生達。
甘くておいしかったそうです。
再び、豆乳を湯煎にします。温度計とにらめっこしながら20分。しゃもじ係の人は、鍋底が焦げ付かないように終始かき混ぜています。
火から下ろしたら、いよいよ豆乳が固まるか固まらないかが決まる一番のポイントであるにがりを入れる作業です。温度を見ながら慎重に回し入れ、じっと15分待ちました。

結果は成功!!どろっとしているほやほやの豆腐を、そーっとざるに移し入れ水を切りました。

出来上がった豆腐は、夕飯に冷奴でいただきました。そして、おからは翌朝のおかずになりました。

種まき、畑での手入れ、収穫、脱穀、そして今日行った加工を経て、ようやく豆腐がみんなの口に入りました。その間なんと5ヶ月!
日頃、簡単に手に入る身近な食品も、出来上がるまでには、たくさんの月日と人の手がかかっていることを痛感しました。
◇作文
夜の塾活動の時間には、自然塾で過ごした8ヶ月を振り返って作文を書きました。
塾で学んだこと、自分の変化・成長、大切な友達のこと、将来の夢など今の気持ちを率直に表現することができました。

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