10月29日(金)

  
10月30日(土)

10月31日(日)
◇秋を味わう会(味噌の開封式)
第5ステージで作ったお味噌が、約半年熟成して食べられるようになったので開封式を行いました。味噌づくりを教えていただいた先生にまたお越しいただき、お話をいただきました。
「食べたれるようになったばかりのお味噌はこれからも『熟成』し続け、手入れ次第でどんどん旨みを増していきます。自然塾の『塾生』である皆さんは、これまでの塾生活で何を学び、どのように成長していってくれるのでしょうか。楽しみにしていますよ。」
各チームのタルによって、しょっぱかったりお酒臭かったりと、同じ材料、同じ工程で作ったお味噌なのに違いがありました。各チームのお味噌は、このあと作る料理の味付けに使いますよ。
◇秋を味わう会(食材収穫)
あいにくの雨ですが、レインコートを着て元気に食材の収穫に出かけました。
ツルの先にはでっかいサツマイモ!!
今年はイノシシの被害を何とかしのぎ、こんなに大きなおイモを収穫することが出来ました。
まだ小ぶりの間引きニンジンですが、これくらいの大きさが一番香りや甘みがあって美味しいんだよ。
少し早いですがネギも収穫。この他にハクサイ、ダイコンも使う分だけ収穫し、すぐに持ち帰って調理開始です。
◇秋を味わう会(調理)
今日塾生達に作ってもらうメニューは、「きのこご飯」と塾野菜がたっぷり入った「秋野菜のごった汁」。野菜を洗って刻み、火を起こし、お味噌で味付けをする、、、と全部自分たちだけで調理します。これまで食事当番で学んできたことの集大成です、張り切っていきましょう!!
少し危なっかしいですが、ゴボウのささがきも器用に包丁を使って行いました。
さっき取ってきた野菜を食べやすい大きさに切ります。役割分担をしているので、この間火起こしをしている人、ご飯を炊いている人と様々ですが、みんなそれぞれの仕事を精一杯頑張りました。
あとはダッチオーブンで煮込み、最後にお味噌で味を調節するだけです。お鍋の中はどうなっているのかな?想像力を働かせて火の管理をし、またみんなで集まって体を温めました。
浜田総合塾長が訪問され、女子塾生を激励しました。突然の訪問に塾生もびっくりしていましたが、嬉しそうに塾長さんの周りに集まり、作った料理を見てもらったりしていました。そして塾長さんもみんなと一緒に手作りの昼食を美味しくいただきました。
一つの小さなサトイモを持った塾長さんが、子供の頃のサトイモにまつわる思い出を語ってくださいました。戦後の食糧難の時代に塾長さんのお腹を満たしてくれたのは、畑のあらゆるところに自生していたこの小さなサトイモと、それらを担いで売り歩いてくれた母親の愛情だったそうです。お金を出せば何でも手に入り、お腹や欲求を満たしてくれるこの時代、今日の収穫祭や塾長さんからのお話は、大切なことを思い出させてくれるものになったに違いありません。
◇秋を味わう会(ゲーム大会、奉納相撲)
お腹がいっぱいになった後は、「収穫への感謝の気持ちを真剣勝負で表す」ということで、ゲーム大会、奉納相撲を行いました。
  畑で泥んこになって遊ぼうと「ビーチフラッグ」ならぬ「畑フラッグ」を行う予定でしたが、雨のため、食堂で雑巾がけで旗のキャッチを競う「雑巾フラッグ」を行いました。
中にはずっこけてしまい、旗にまで行き着かずに勝負がついてしまう組み合わせもありましたが、これぞ決勝戦!優勝したのはなんと最年少学年の塾生でした。
奉納相撲のほうも真剣勝負です。中には約2分間にも及ぶ、白熱した取り組みもありました。
雑巾フラッグと奉納相撲で優勝したのはこの2人です。賞品はサトイモ2株分と傘が1本。2人は重そうに、そして誇らしげにサトイモを持ち帰りました。
◇共同農園作業(大豆のさや取り)
収穫し干しておいた大豆をさやから取り出す作業を行いました。
秋の長雨でくさってしまっている粒がほとんどですが、たまにぷっくりとキレイな大豆が出てきたときにはみんな大喜びで歓声を上げていました。この大豆は次のステージで豆腐作りの材料となりますよ、楽しみだね。
◇夜の塾活動の時間
ボランティアスタッフが、得意のギターで1曲披露してくれました。次来てくれた時は、また違う曲を聞かせてもらおうね。

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