9月10日(金)

9月11日(土)

9月12日(日)

◇起床
 入塾したころに較べると、ずいぶんとてきぱきと仕事を片付けることができるようになりました。
◇共同農園作業(秋野菜の植え付け)
 秋野菜(キャベツ、レタス、白菜)を植える畑は斜面なので畝たても大変です。
 この日は暑く、前日のゴボウ掘りに熱中して疲れが残っていたせいか、動きの鈍い塾生が目立ちましたが、頑張って畝を立てました。(スタッフも相当頑張ったけれどね)
 畝立ての時はつらそうな表情を見せていた塾生も、畝さえ立ってしまえばあとの作業はお手のもの。仲間同士で協力してどんどん作業を進めていきました。
 最初のころのステージでは、後片付けをほとんどしなかった塾生たちも、率先して後片付けを行うようになりました。苗の植わっていたポットを洗うという細かい作業も、しっかりと行います。
◇おまけ
 釜飯炊きのあとの残り火で、栗を焼く塾生。誰に教わったんでしょう?栗を食べていないほかの塾生には内緒だよ(内緒じゃないか)。

編集後記:

 今回のステージは天気に恵まれ、ゴボウ掘りに秋野菜の植え付け、チーム農園作業と、久しぶりに農作業をたっぷりと行いました。塾生たちにとっては体力的にかなり厳しかったかもしれませんが、入塾直後すぐにばてたり、体調を崩してしまった子供たちが最後まで頑張った姿を見て頼もしく思いました。特にゴボウ掘りの際には、弱音を吐くものなど一切なく、嬉々としてゴボウを掘る子供たちに、収穫の喜びの大きさを思いました。また、共同生活、農作業、食事など様々な場面においての行動も、確実に身につけている面が多く見られました。
 一方、今回「協力」をテーマに繰り返し子供たちに問いかけたにもかかわらず、チームのメンバーに「協力」してステージを過ごせたと自己評価できた塾生は一部にとどまりました。また、さまざまな場面で、心を込めてきちんと丁寧にできましたか?という問いかけにも、良くできたと答えた塾生はほとんどいませんでした。
 塾生たちはたくましさと自立心そして生活に必要なさまざまな行動を確実に身につけているものの、個人主義、自分流のやりかたに浸っている面がまだまだ強いのでしょうか?また、行動はできても、そのことに心を込めることについて、まだ意識が弱い塾生が多いと感じられます。
 これらの点は、今後の課題となるかもしれません。。
                                                             T.K

 ご意見、ご感想等ございましたらこちらまでおよせください。→
 E-Mail:isk@szj.jp



このページのTOPへ