ステージテーマ:「ステージの前半を振り返り、作文にまとめよう」
 共同生活の目標:「これまでの共同生活目標を見直し一つの目標を決める」→「人の話を聴く」

 今回は市村自然塾での全18回ある活動のちょうど半分に当たる第9ステージでした。塾生たちには約4か月間の活動を振り返ってもらい、作文を書いてもらいました。
 共同生活の目標は、自分達がまだできないことや今ステージの予定に合うものを話し合い、「人の話を聴く」に決定しました。

7月13日(金)
◇夜の集い 〜塾頭の話〜共同生活の目標策定〜
 活動を始めるにあたり塾頭さんからお話がありました。
「今までの塾生活を通して成長して来たのがよく見えます。これからの残りの半分ももっと頑張ればもっと成長できるでしょう。どんな作業も最後まで集中して一心不乱にやり通すといい結果が出ます。塾ではチームで動いているので自分の与えられた責任を果たすこと。そうすれば、他人から信頼されるし、やっている人の気持ちもわかるようになります。」
 残り半分もさらに自分を磨いていきましょう。
 今までの共同生活の目標から「人の話を聴く」「時間を守る」「整理整頓清掃清潔」「心をこめてきちんと丁寧に作業する」の4項目が塾生から上がりました。それぞれ、理由を発表してもらい全員で確認をしました。
 話をまとめるのに様々な意見が飛び交いました。最終的には「人の話を聴く」に賛同する塾生が多く、今回の目標としました。しかし、少数派の意見も聴くことの大切さも忘れないでください。
7月14日(土)
◇起床
   今回は台風4号が関東地方を直撃する予報が出て、土曜日の午後に解散としました。そのためにこの土曜の朝にシーツを片付けることを伝えると、みんな残念そうでした。
◇チーム農園作業 〜チーム農園ファイルの見直し、秋作の計画〜
 台風も近づいているせいもあり、雨のために外での農作業ができませんでした。この機会に現在まとめているチーム農園ファイルを見直してもらい、各チームに必要な世話をじっくりと考えてもらいました。
   雨で作業ができない分、直近で必要な世話を想像して、スタッフに「依頼書」を提出しなければなりません。その内容をしっかりと考えるためにも現在の畑の様子を細かにファイルに記入していきます。スタッフからのアドバイスも参考にして作業を進めました。
 並行して秋の作付計画も始めました。12ステージあたりから、秋野菜の植え付けを始めなければ、18ステージまでに収穫できないものも出てきてしまいます。前半の経験を生かして作物を決めていきました。
 このチームは雨の中収穫をしました。これらの作物は今回を逃すと2週間後の収穫になってしまい大きくなりすぎて、おいしいく食べることができなくなってしまうという塾生の判断でした。自分たちの畑で育てている作物を無駄にしないように考えています。
◇塾活動 〜作文〜
 今回の第9ステージを終えると、全18ステージの半分を終えたことになります。半分を終える節目に、これまでの塾での活動を振り返る作文を書いてもらいました。
 「自然塾でいろいろなことを体験し、何を感じ、何を学んだか」というテーマで書いてもらいました。 あっという間の9ステージでしたが、いろいろなことを体験しました。多くの塾生が、そこから何を学んだのかを書いていました。これからもいろいろなことを体験し、たくさんの気付きや学びが生まれることを願っています。

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