ステージテーマ:「ステージ前半を振り返り、作文にまとめよう!
早いもので、今ステージが終わると活動の半分を終えることになります。各塾生が入塾式で発表した目標はどの程度達成できているでしょうか。また、活動の後半を充実したものにするためにはどのように過ごしていけばいいのでしょうか。前半を振り返り、活動を通して感じたこと、学んだことを作文に書いてもらい、自分自身をみつめる時間にしました。
共同生活の目標:「これまでの共同生活目標を見直し、塾生全員で1つの目標を決める」→「何事も心を込めてきちんと丁寧に作業する」
前回に引き続き、今ステージも塾生全員でこれまでの共同生活目標を見直し、自分たちがまだできていないことや足りないと思う部分を考えてもらい、また、今ステージの活動内容に合った目標を、全員で議論して決めました。その結果、今ステージは農作業が多く、また自分たちはまだまだきちんと丁寧にできていない部分があるということで、「何事も心を込めてきちんと丁寧に作業する」に決まり、第9ステージをスタートさせました。
7月6日(金) | |
◇夜の集い | |
活動をはじめるにあたり、塾頭さんからお話をいただきました。 | |
みんなはもう挨拶もきちんとできているし、作業も一生懸命やってくれている。でも、みんなにはもっと成長してほしいので今日は3つの話をします。 1、やると決めたら最後まであきらめないでやり通す。 2、やった結果に対してダメだったとしても、言い訳をしない。人のせいにしない。自分のこととしてきちんと捉える。 3、相手をもっと大切にする。 この3つを意識して活動に取り組んで下さい。とにかくどんなことでも頑張ること。努力を惜しまないこと。 |
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その後、塾生全員で共同生活の目標を決めました。これまでの共同生活目標の中から自分が「これだ!」と思うものに手を挙げてもらい、代表者にはその理由も述べてもらいました。その理由にしっかりと耳を傾けてもらい、再度多数決を取った結果、「何事も心を込めてきちんと丁寧に作業する」という目標に決まりました。 自分たちで決めたことには責任を持って取り組みましょう! |
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7月7日(土) | |
◇あしおとツアー 〜サツマイモの雑草取り〜 | |
第5ステージに植え付けたサツマイモの初めての世話です。まずは観察をしてから作業に取り掛かりました。 | |
植え付け時の苗は、茎は細く、葉も数枚程度でしたが、約4週間ほど経った現在の様子は、茎の太さや根の張り方がしっかりとしてきて、葉もだいぶ茂ってきました。と同時に、雑草も伸び放題です。通路まで緑色になっていますね。 | |
サツマイモの周辺から畝の中、そして通路まで、草刈り鎌を使って全ての雑草を取り除きました。今ステージの共同生活目標「心を込めてきちんと丁寧に作業する」は意識して作業に取り組めたでしょうか。草刈り鎌は、草の根ごと取り除く道具ですが、のこぎり鎌のように、雑草の上だけを刈っている塾生がいました。それではまたすぐに雑草が生えてきてしまいますよ。 | |
◇陶芸の仕上げ | |
前回のステージで作ったお皿が焼きあがりました!今日は最後の仕上げ作業“やすりがけ”を行います。 仕上げ作業に入る前に、自分のお皿を持って記念撮影をしました。 |
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「世界に1つだけのお皿を手に」 |
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まずは陶芸の先生から“やすりがけ”の説明をしていただきました。 「焼き上がった皿の裏を触ってみると、尖った部分やザラザラ感があるため、そのまま使うと怪我をしたり、テーブルにも傷が付いてしまいます。同じ土で作った小物と皿の裏面を擦り合わせて突起物を取り除きましょう。」 みんな自分の作ったお皿をしっかり完成させるために、先生の話に真剣に耳を傾けていました。 |
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やはり自分が心を込めて作ったお皿なので、みんな何よりも“心を込めて丁寧に”作業ができていました。この気持ちを忘れずに、他の場面でも同じように取り組めると素晴らしいですね。 | |
そしてこれが完成品です! 自分がイメージしていた通りに焼きあがったでしょうか?自分のお皿が分からなくなっている塾生もいましたね。焼く前に塗った釉薬や、ビー玉の溶け具合、広がり具合が予想と違ったのでしょう。焼いてみないと分からないところが陶芸の魅力ですね。 |
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この日の昼食は、完成したお皿に塾野菜の天ぷらを盛って何よりも贅沢な昼食をいただきました。 みんな食べるのに夢中です。手作りづくしの昼食はいつも以上に美味しく感じたことでしょう。 |