6月24日(日)
◇共同農園作業 〜ササゲの種まき〜
 この日最初の作業では、先のステージに自分たちがコムギを刈った跡地に、ササゲの種を播きました。ササゲとはアズキの一種で、赤飯の中に入っている豆です。入塾式の昼食には昨年の塾生が育てた豆を使った赤飯が供されましたが、卒塾式では今回種を播いたササゲが塾生の旅立ちを祝うために赤飯の材料となる予定です。
2人1組になり、1人は種と種の間隔を測って2つの穴を開け、そこにもう1人が種を入れていくという形式で種を播きました。
種を全て播き終わったら、今度は鳥に種を食べられてしまわないように、キラキラした鳥除けのテープを張りました。テープは予め、種を播く位置の目安とするため低い位置に張ってありましたが、それを塾生たちに引き上げて適度な高さに設置し直してもらいました。
◇共同農園作業 〜お土産ダイコンとキャベツの収穫〜
 大きく育ったダイコン、例年と違いアオムシにも食べられず順調に生育したキャベツ、この2つをみんなが塾で頑張った証として持ち帰ってもらいました。みんなの家族に塾の野菜を味わってもらうとともに、それを通して親子の対話が深まることを期待しています。
 
◇チーム農園作業
午前の後半は、チーム農園作業の時間としました。梅雨に入り、多くのチームがトマトの雨除けを制作・設置していました。また、どのチームも春に作付けをした野菜の初収穫に湧き立っていました。

編集後記:

 塾生たちは活動の約半分が過ぎて塾での生活に慣れてきたこともあり、全体的に気の緩みや中だるみの雰囲気が感じられました。そんな中、農作業やイベントなどで一心不乱に作業に取り組む姿も多く見られました。確実に集中力はついてきているものの、それを持続させる力やスイッチを切り替えるメリハリなどは、まだまだ身についていないようです。もう少し頑張って欲しいと思います。また、言い訳をしたり他人のせいにしないで、何事も自分の問題として捉え、素直に反省することも難しいかもしれませんが、身につけて欲しいと思います。

H.T.

 ご意見、ご感想等ございましたらこちらまでおよせください。→ E-Mail:isk@szj.jp

前のページへ       このページのTOPへ