ステージテーマ:お茶作りに挑戦し、新茶の味を楽しもう!!
 共同生活の目標:整理整頓清潔清掃

 自然塾のある寄(やどりき)地区はお茶の栽培に適し、塾周辺にも茶畑が広がっています。自然塾では毎年八十八夜前後に塾生自らの手で摘んだお茶の葉で塾生自らの手でお茶作りを行い、季節の移ろいを満喫するとともに、ものづくりにおける先人の知恵を学びます。そのため今ステージでは、お茶作りに挑戦し、新茶の味を楽しもう!!というステージテーマを掲げました。 
 また、共同生活の目標は整理整頓清潔清掃としました。このことを心がけ実行することは、共同生活を過ごすにあたって、無駄をなくし、安全に過ごし、お互いに心地よく過ごせる基本となります。

5月11日(金)
◇夜の集い
 最初に塾頭さんから活動を始めるにあたってお話がありました。掃除や食事当番など第1ステージから一巡したのでやることはわかっているはずです。これからは何事も自分の力で自主的に行うようにしましょう。人に言われて行うようでは身につきません。またお互いに声をかけ合いましょう。
◇夜の集い解散後
 共同生活の目標を受けて、さっそく荷物整理をはじめる塾生も。それにしても沢山のものが衣装ケースに詰まっていたようです。
5月12日(土)
◇お茶摘み
 八十八夜を過ぎ、市村自然塾関東周辺のお茶畑は新芽を吹いて鮮やかな新緑に染まっています。天気予報では明日日曜日に雨天になる確率が高かったため、お茶作りは日曜日に行うことにし、まずお茶摘みを土曜日に行うことにしました。
 お茶摘みを行うにあたり、お茶として使える部分(新芽)とそれ以外の部分をしっかり見分けて混ぜないこと、お茶作りを行うにあたって適当な量を摘むことなどの注意がありました。
 塾庭に面したお茶の畝でお茶摘みを行いました。一芯三葉程度の新芽を各チームで摘みました。
 ザルに3分の2程度の新芽、約300gのお茶が摘めました。この新芽ははこのあと蒸してさましてから、明日のお茶作りで使います。
◇共同農園作業 〜サツマイモの植え付け〜
 お茶摘みを行った後、サツマイモの植え付けを行いました。
 ジャイモン畑にサツマイモを植える畝を立てました。傾斜地の畑ですが、第5ステージともなるとかなりクワの使い方にもなれ、きれいなかまぼこ型の畝が出来上がりました。
 出来上がった畝に30cm間隔で苗を植えていきます。サツマイモの苗は種芋からでた芽を切り取ったものなので、しっかり根付くように、また、イモをたくさんつけるように植え方を工夫してあげる必要があります。
◇おやつの時間
 道路脇の石垣の上に座ってほっと一息する時間。こんな何気ない時間も思い出に残る貴重な一時になるといいですね。

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