3月17日(土) 〜つづき〜
◇チーム農園作付け計画
朝からチラチラ降っていた雪が、止みそうで止みません。「雪の中で農作業したい?」と塾生たちに聞いてみると「やりたいー!」という元気な返事が返ってきました。
みんなのやる気を尊重して、予定していたジャガイモの植え付けをやりたかったのですが、そのうち雪が本降りになってきました。塾生の体調と畑のコンディションを考え、泣く泣くジャガイモ植え付けを中止し、室内での活動[チーム農園作付け計画」に切り替えました。
ボランティアの農業指導の先生から、『畑を始めるにあたっての心構え』のお話がありました。
「作物は言葉がしゃべれません。でもしっかりとしたメッセージを我々に送ってくれています。葉っぱの角度、緑の濃さ、花の付き方、、、皆さんをそれらをしっかりと観察して、作物が必要としていることを感じ取らなければ、おいしい野菜は作れませんよ。」
いよいよチームに分かれて、作付け計画の検討に入りました。中には嫌いな野菜をあえて作ろうというチームもありました。自分たちで作った野菜の味はきっと格別だよ。この機会に好きになれるかも知れませんね。
朝から頭を使った作業が多かったので、少し体を動かして、チーム内のコミュニケーションを図るゲームを行いました。チーム内の緊張が取れ、より話し合いが進むことでしょう。
ゲームの後は、チーム農園作付け計画の続きを行いました。次のステージには、何の作物を作るか、なぜ作るか、どんな目標をもっているかについて、みんなの前で発表してもらいます。早いチームは発表用紙まで完成させていました。
◇夜の塾活動 〜共同生活の目標振り返り〜
「あいさつをしよう」という目標をを持って第1ステージを送ってきましたが、土曜日の夜に一度、目標に対する自分の言動を振り返ってみました。
朝起きて周りの人に「おはよう」という挨拶はみんなできていたようですが、ボランティアの方への挨拶や、調理師さんに対する「ごちそう様でした」、看護師さんに処置してもらったときの「ありがとうございました」など、もう一歩進んだ挨拶にも取り組んでみましょう。

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