ステージテーマ:「きちんと最後の片づけをして、気持ちよく卒塾しよう!」
共同生活の目標:「塾生全体で策定」→「発つ鳥跡を濁さず」

 いよいよ最終ステージが始まりました。8ヶ月間お世話になったチーム農園や塾舎に感謝の気持ちをこめてきちんと片付け、来年の塾生のためにも隅々まで掃除し、気持ちよく卒塾しましょう。
 また今回のステージは女子塾生全員28人が出席してくれ、久しぶりに皆の顔がそろいました。最後だからといって浮かれた気持ちで活動していたら、思わぬ怪我をしてしまうかも知れません。最後だからこそ気を引き締めて生活し、みんなが怪我なく笑顔で卒塾できるようにしましょう。

11月23日(金)
◇夜の集い 〜塾頭の話〜
ステージを始めるにあたり、塾頭さんからお話をいただきました。

「今ステージにはチーム農園の返還式や大掃除などの活動が控えています。皆さんが8ヶ月間生活した「学びの場」である畑や塾舎、繰り返し使ってきた「道具」に対して、感謝の気持ちを込めてきちんと片づけし、綺麗に掃除して気持ちよく卒塾を迎えましょう。」
◇共同生活の目標策定
続いて共同生活の目標を塾生全体で決めてもらいました。最後だからこそきちんと片づけや掃除をし、悔いの残らぬよう生活しよう!ということで

『発つ鳥跡を濁さず』

に全員一致で決定しました。
11月24日(土)
◇起床
この冬一番の冷え込みとなったこの日の朝、塾周辺は一面霜に覆われ、霜柱も立ちました。塾生たちは大声を出して気合を入れながらのベランダ掃除です。
暖をとるため窓際の日向に集まった塾生たち。自然塾ではチームも学年も関係なく、たくさんの仲間ができましたね。
◇チーム農園作業
最後のチーム農園作業では作物をすべて取り払い、ネット支柱や草など何もない状態に片付けました。そして来年の塾生のために良く耕して平らにならし、自然塾に返還してもらいました。
夏から長い間たのしませてくれたピーマンを片付けたり(右写真)、ダイコンやハクサイなどたくさんの収穫物があったチームもありました(右下写真)。あとは気合を入れて耕すのみです(下写真)。
鹿から作物を守ってくれたネットや、畑に立てていた看板も分解してきちんと片付けました。
片付け終わった畑は塾頭さんの厳しいチェックを受けたあと自然塾に返還し、
「ありがとうございました!」
とみんなで挨拶をして終了しました。

1人では大変な農作業もみんなで協力すればできることがわかりました。嫌いだった野菜も自分で作ってみるととても美味しくてびっくりしました。そして最後のチーム農園を終えて、一緒に汗を流した仲間の大切さに気付いたのではないでしょうか。

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