10月28日(日)
◇朝の瞑想
 ほとんどの塾生が微動だにせず瞑想ができるようになり、本当に成長を感じます。
 昨日、作業中の行動が気になった塾生も、この瞑想では全く動かずに瞑想ができていました。ということは、やはりやればできるのです。楽をしたり手を抜くことは簡単ですが、とてももったいなことです。自分に強くなりましょう。
◇共同農園作業 〜サツマイモの収穫〜
 台風が去り、今日は朝から気持ちのいい青空が広がっています。
 やっと外に出て畑に足を運ぶことが出来ました。今日はサツマイモの収穫です。しかし、昨日の雨で畑の状態が良くないため、お土産ぶんだけの収穫となりました。
 
 まずは畝の上に張り巡っているツルを全て取り除き、イモ掘りがしやす状態にします。 
 さぁ、サツマイモ掘り開始です!
 昨年はイノシシにやられてしまいほとんど収穫できませんでしたが、今年はどうでしょう…

 「うわ〜。大きい!」
 予想以上の大きなイモがゴロゴロと出てきてビックリ!嬉しいですね。終始あちこちから歓声があがっていました。
◇レタスの収穫 

 サツマイモの収穫後、同じ畑でレタスの収穫を行いました。

 今年は気候が暖かいせいであっという間に塔が立ってしまい、さすがに塾だけでは食べきれないということで、急遽、お土産として持って帰ってもらうことにしました。

 収穫作業はもう完璧ですね!
◇チーム農園作業
 今ステージ最後の活動はチーム農園作業です。どのチームも収穫や世話をする作物が多いようですが、そろそろ卒塾のことも考えて、作物の片付けも視野に入れていかなければなりません。限られた時間の中で、チームで協力して頑張っていきましょう。
 共同農園に引き続き、チーム農園でもサツマイモを収穫しました。大きいですね!美味しそう。
 こちらではモロヘイヤの片付けを行っていました。植え付けた頃には想像もつかなかったくらいに大きくたくましく生長し、引っこ抜くのも一苦労です。塾生二人ではびくともせず、スタッフの手も借りて、

「よいしょ!!」
 これから美味しさが増す白菜がとてもよく生長しています。葉が広がってしまっていたので、広がった葉を集めてヒモで束ねて…少し手を貸してあげましょう。
◇おわりに 〜塾頭さんのお話〜
 ステージを終えるにあたり、塾頭さんからお話をいただきました。
 今ステージは台風の影響で清掃ボランティアを行うことができませんでしたが、今後自分の周りでそういう機会があれば是非積極的に参加してほしいと思います。
 また、今ステージは身の回りの整理整頓がしっかりとできていて、しかもそれが維持できていました。これは、今まで繰り返し行ってきたことで少しずつ身についてきた証拠です。しかし、「いつも綺麗にしようと心掛けた人」と「あとでいいやと手を抜いた人」、この2通りの人がいたと感じました。みんなには強い人間になってほしいと思います。
 また、ここでやったことを是非家でも実践して下さい。みんなはもうできるのだから、気づいたらやる。そしてそれを継続して下さい。
 最後に、ここでは毎回目標を持って取り組んでもらっていますが、目標は夢を達成するためにとても大切です。目標があることで頑張れたり、やりがいや生きがいに繋がってくるものです。だから何をやるにも目標を持って取り組みましょう。また、振り返って反省を活かすことも大切にしましょう。
◇共同生活目標のふりかえり
 塾頭さんのお話の後、共同生活目標の振り返りをしました。

 共同農園、チーム農園ともに、みんなとても一生懸命取り組み、頑張っていました。しかし残念だったのは、自分が落としたゴミをほったらかしにし、誰も名乗り出ないので、結局は気づいた人が片付けるという場面や、前回に引き続き、チーム農園作業のあとの片づけで、使った道具が置いたままになっていて、結局は使っていないチームが洗って片付けてくれたりと、最後の詰めの甘さを感じます。『心を込めてきちんと丁寧に』とは、作業に対してはもちろんですが、道具や物に対しても同様です。最後の片付けまできちんと行える人になって下さい。

編集後記:
 今ステージは天候に恵まれず、ステージテーマにも掲げて予定していた清掃ボランティア活動を行うことができずとても残念でしたが、そのぶん、普段疎かになってしまっていた基本的な身の回りの整理整頓をじっくりと行うことができ、塾生自身も現状を知れ、改めて自分を見つめる機会になったのではないかと思います。また、綺麗になると気持ちいいという当たり前ですがとても大切なことを感じることができたのではないかと思います。身の回りを綺麗にして損をすることはありません。自分にとってプラスになることが多いはずですので、塾だけでなく、家や学校でも実践していってほしいと思います。
 また、共同生活目標に対する取り組みには個人差を感じました。しっかりと意識して取り組めている塾生は本当によく頑張っていましたし、そういう塾生はもうそういった意識や行動が身についていると感じます。一方、まだ楽なほうへと流れてしまう塾生は、やればできるのに手を抜いているように感じます。これは本当にもったいないことです。“こんなことが何になるの?”と思えるようなことや、どんな些細なことでも、決して目を背けずに、信じて地道に継続することで、本当に自分の力になります。自分が些細だと感じることほど大切にしていってほしいと思います。                                                         
                                                                                               M.S.

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