男子第１６ステージ

１０月２１日（日）
◇起床・荷物整理
	昨日に引き続き今日も綺麗な塾生室で一日を過ごしましょう！朝の空いた時間に自分の荷物を整頓している塾生もいました。
◇瞑想の時間
恒例の朝の瞑想ですが、今回は殆どの塾生が動かず５分間正座することが出来ました。我慢強さ、集中力が付いてきた証拠です。
◇サツマイモ収穫
第５ステージに植え付けたサツマイモが収穫の時期を迎えました。今年は二重トタンの鉄壁の囲いでイノシシから守りきることに成功し、実は自然塾にとって３年ぶりのまともな収穫となりました。
	塾生たちは一心不乱に地面に向かい、あちらこちらで歓声が上がっていました。

一定量以上あれば塾生たちもお土産で持ち帰ることが出来ます。今年は男子量だけで何と１３０㎏の収穫があり、お土産決定です！ということは、毎年２００㎏以上のサツマイモをイノシシに食べられていたことになりますね。
	サツマイモ収穫の後のおやつは蒸かし芋でした。見逃してくれたイノシシにも感謝ですね。
◇おわりに　～塾頭さんのお話～
	「整理・整頓・清掃・清潔という目標で今ステージを過ごしましたが、なぜこの目標が大切が理解してやっていましたか？使った物をそのつどきちんと片付け綺麗にしておくと生活していて気持ちが良いだけではなく、自分の物がひと目で分かり無駄なものを買わなくて済みます。また整理整頓を怠り、物を大切に出来ない人は人も大切に出来ません。意味までよく理解し、家に帰っても整理・整頓を心がけ身につけましょう。」

編集後記：
　「整理・整頓・清掃・清潔」という共同生活の目標で今ステージを過ごしましたが、文中にも触れましたが男子塾生史上最も綺麗な部屋で今ステージを過ごすことが出来ました。スタッフから見ても気持ちが良いものでしたが、塾生たちこそ綺麗な部屋で過ごすことの素晴らしさに気付いてくれたことを期待しています。
　一方綺麗に見える部屋も洋服が丸めて詰め込んであったり、使ったものを片付けてから次の行動に移ることが出来ておらず、本当の意味ではまだ身に付いていないのが現状でした。自然塾で生活するのも残りあと少しとなってきましたが、引き続き指導して行きたいと思います。
　また今ステージは「地域清掃ボランティア」ということで寄（やどりき）集落の清掃活動を行いました。こんなに自然豊か場所ですが、よく見るとゴミがたくさん落ちていてびっくりしたのと同時に悲しい気持ちになったという塾生の感想が聞かれました。このような活動は普段の農作業中心の自然塾とは一味違うものですが、塾生たちにとってはとても貴重な体験となったのではないでしょうか。こうして捨てる人もいれば、自分の知らないところで善意で拾ってくれている人もいる。何か事がうまくいった時にはきっと、影で失敗しないよう自分を支えてくれていた人がいるはずです。周りの人や自分の環境に感謝の気持ちを忘れてはいけないなと、ゴミ拾いを通じて考えることも出来ました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　M．K．
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