9月2日(日)
◇秋〜卒塾までのチーム農園計画づくりと発表
 チーム農園の作物でもう収穫時期が終わったものも多く見られるようになって来ました。残り7ステージ、それらの跡地に何を植えるかまだ決まっていないチームは、6ステージで収穫までこぎつけなければなりません。
 作物の本を見ながら、植えたい作物が18ステージまでに収穫できるかどうか、確認しながら話し合って決めていきました。
 4チーム中3チームはこれからの計画が決まっていなかったので、スタッフの助言も受けながら、急いで計画をまとめました。
 これからの計画が決まっていて、すでに苗や種も頼んであった1チームは、計画を確認してから、チーム農園作業をはじめました。
 おやつの時間をはさんで、チームで決めた作物について、それぞれ選んだ理由と、どうなったら目標達成かを含めて発表しました。
◇チーム農園作業
 前回の親子大会から3週間たった上、夏野菜から秋野菜への転換期にでもある今ステージは、どのチームも大忙しでしたが、限られた時間を有効に使って頑張りました。
 
 各チームとも収穫できる野菜があり、塾生たちはうれしそうに家族へのお土産として持ち帰りました。(モロヘイヤー左上写真、カラーピーマンー右上写真)
 片付け作業も、全てのチームが行った作業です。
 特にトウモロコシは全ての女子チームが植付けし、親子大会の時にはおいしくいただけた作物ですが、すでに実をふくらませるものはなく、全チームが片付けました。
 このように、作物によっては旬がとても短く、それを逃すとおいしくいただくことさえできないというのも、また自然の厳しい一面でもあるでしょう。 
 Cチームは秋以降の計画ができており、苗も準備できていたので、トウモロコシを片付けた後を耕し、苗を植えつけることができました。
◇デザート 〜スイカ〜
 今年はスタッフが育てた共同農園のスイカが次々に実を付け、今回もおいしくいただくことができました。お日様と大地の力に感謝していただきました。
◇ステージのまとめ 〜塾頭さんの話〜
 ステージのまとめとして、塾頭さんのお話をいただきました。 
 「今回のステージでは、親子大会の企画の振り返りなど、活動の振り返りを行いましたが、振りかえることはなぜ大切なのでしょう。ものごとは全てうまくいくとは限りません。うまくいかなかったときに人のせいにすると、何が悪かったかわからず、次回も同じ失敗を繰り返します。なぜ目標にたどり着くことができなかったか謙虚に考えることで、ものごとを自分の問題ととらえると何が悪かったのかがわかり、成長することができます。」

編集後記:

 今回は親子大会後3週間ぶりの活動で、学校によってはもう夏休みが終わっているか、このステージ明けから学校が始まるか、というタイミングのステージでした。自然塾では、入塾してさまざまなことを学び、夏野菜の収穫や親子大会に向けて心血を注いできた時期から、卒塾へ向けて学びを深めていく転換点です。このように、今回は塾の中でも外でも塾生たちにとって気持ちを引き締めて再スタートする時期でした。
 塾生たちが共同生活の個人目標として選んだ、あいさつ、人の話を聴く、時間を守る、ルールを守る、整理整頓清掃清潔、何事も心を込めてきちんと丁寧に行う、といった基本的なことは、多少の個人差はあれ入塾時よりかなり身についてきたと思います。
今後はそれらを行う意味を理解し、足りないところを謙虚に振り返って努力し、卒塾に向けてさらに成長していって欲しいと思います。

T.K..

 ご意見、ご感想等ございましたらこちらまでおよせください。→ E-Mail:isk@szj.jp

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