ステージテーマ:お茶作りに挑戦し、新茶の味を楽しもう!。
 共同生活の目標:ルールを守る

今回のステージでは、お茶を摘んでお茶作りに挑戦します。季節の移り変わりは早く、新緑の山は日に日に濃い緑になっています。お茶の新芽は例年よりは伸び方が少し遅れたものの、一斉に伸びて目に鮮やかです。この自然の恵みをいただいて、心を込めてお茶をつくり、季節の味と香りを満喫しましょう。共同生活の目標ではお互いに気持ちよく生活するために大切な”ルールを守る”ことを目標に掲げ、活動を行いました。

5月12日(金)
◇夜の集い
最初に塾頭さんから、今皆さんが自然塾で行っていることは、昔の人はみな行っていたことですが、今はなかなかそのような機会がありません。活動や共同生活を通して多くのことを学んでください。そのためには、言われなくても自分から出来るようになってください、とのお話がありました。
チーム農園の作物を鹿やイノシシから守るためにどうするか、各チームのリーダーに前に出てもらって話し合いました。時間が足りなかったため、このときは話がまとまりませんでしたが、翌日のリーダー会議で各チームで協力してネットを張ろう、ということになりました。
5月13日(土)
◇食事当番
第5ステージに入り、共同生活での各役割(掃除や食事当番)も2まわりめに入りました。覚えることは覚えて、これからさらに伸びていってください。
各チームで順番に行ってきた食事当番も2まわりめに入りました。今回からは自分たちで味噌汁作りにも挑戦しました。
包丁の使い方もなかなかさまになってきました。とれたばかりのハツカダイコンを刻んで、どんな料理になるのか楽しみです。
◇お茶摘み
今回のステージテーマにあるように、今ステージのメインイベント、お茶摘みの開始です。八十八夜のころに摘んだお茶は今までの栄養をたっぷり含み、一番おいしいといわれています。今年は八十八夜は5月2日でしたが、天候不順のため新芽の伸び方が遅く、ちょうど摘みごろとなりました。
最初にお茶について、その歴史や効用、種類などの話と摘み方についての注意の話がありました。
いよいよお茶摘みの開始です。新芽を摘み取ると一芯四葉になります。雨が降っていましたが塾生たちはカッパをきて熱心にお茶を摘んでいました。
各チーム400gのお茶を摘みました。摘んだお茶は水洗いしよく水を切って20分ほど乾燥機で乾燥しました。そのお茶っ葉を使って自分たちだけのお茶をつくります。

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