5月6日(土)
◇夜の塾活動(危険生物の話)
山や野原は、たくさんの生き物がいて、とても楽しいところですが、中にはハチや蛇など人間にとって危険な生き物もいます。野外活動を安全に行うため、危険な生物を幾つか挙げて、それらに対処する方法を学びました。
自然界の生物は、外敵から身を守る方法を身に付けており、人間が自分たちを脅かす存在であると察知したときに本能的に襲ってくるものもいます。自然塾での活動を安全に行うため、それら危険な生物との正しい付き合い方や予防法を身に付け、万が一の時の応急処置を学びましょう。
特に農作業中に出会う危険性の高い生物について注意をうながしましたが、どれも帽子・長袖・長ズボン・タオル・軍手など服装のルールを守っていれば防げるものばかりでしたね。
農作業以外にもキャンプやハイキングなどの野外活動に出かける時には、上記の装備を忘れずに!!
5月7日(日)
◇チーム農園作業
この日は生憎の小雨日和。本来は共同農園の作物に自然塾特製防虫液を噴霧する予定でしたが、雨が降るとせっかくの自然農薬(ニンニク・唐辛子エキス入り焼酎+木酢液+酢+水)も流れてしまうため作業を中止し、チーム農園に立てる作物名・チーム名の看板を作ってもらいました。
いつも賑やかな塾生達も、この時ばかりは、真剣に集中していました。鋸や金槌は使い慣れない様子ながらも、なんとか安全に作業ができました。
出来映えは、ご覧の通り。カラフルな看板が出来あがり、畑に立ち並びました。
また、必要な作業が終わったチームには、共同農園に立てる案山子(かかし)を作ってもらいました。
◇おやつ
おやつは、お茶のゼリーでした。ミキサーで粉砕した茶葉が入っていて、とても香ばしかったですね。

編集後記:
 今ステージは天気に恵まれず、青空の下思う存分畑仕事をすることができませんでした。それでも、お茶作りに農作業にと本当にタイトなスケジュールでした。そんな中、塾生たちは途中までは良いのですが、最後まで集中して作業をすることができませんでした。早く、身体を動かすことの楽しさ、みんなで汗を流して働くことの気持ちよさを体感して欲しいと思います。
 今ステージ皆で植え付けた苗=野菜の赤ちゃんは、喉が渇いてもお腹が減っても、歩いて水や食物を取りに行くことができません。野菜のお母さんになったつもりで、野菜たちの声を聴き、愛情を込めて育てていきましょう。
 また、共同生活の目標であった「ルールを守る」については、まだまだ「集合時間と解散の挨拶との間では遊ばない・ふざけない」という当たり前の事ができていないように感じられました。自分のためだけではなく、みんなが楽しく快適に過ごせるよう、これからも心がけていきましょう。「メリハリをつけて、やる時はやる」という黄金律が身につくことを祈っています。

                                                                             H.T.

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